声の短問短答【続編】127


「肩甲舌骨筋の前腹と後腹の大きさによって喉頭の動きが違ってくると聞いたのですが本当でしょうか?」

はい、その通りです。
前腹の筋腹が太かったり長かったりすると、喉頭の下制力が増します。
後腹の筋腹が太かったり長かったりすると、喉頭の頚椎方向移動が大きくなります。
どちらにせよ過剰な動きは良声にとってマイナスとなります。
実に面白い存在の二腹筋ですよね。

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追記:筋力は筋腹の横断面に比例します。肩甲舌骨筋の場合は、前腹と後腹の力のバランスと走行角度のベクトルを考慮しなければなりません。また、肩甲舌骨筋の急激な筋収縮によって懸垂機構を含む外喉頭筋群が伸長されると、筋紡錘が関知して防御的な収縮を起こし、発声関与筋の運動性が損なわれてしまいます。
by aida-voice | 2013-09-28 01:09