声の短問短答【続編】125


「喉の筋肉が柔らかいと歌は上手くなるの?」

いいえ、そんなに簡単な話ではありません。
喉頭の柔軟性は、歌上手の要素の一つにしか成り得ません。
発声をスポーツに例えてみましょう。
野球でもサッカーでもバレーボールでもテニスでも、上達するには身体の柔軟性と運動能力が必須ですよね。
筋肉が柔らかいからこそ、縮むパワーやスピードが生まれます。
さらにケガもし少なくなるでしょう。
これも大事な要素です。(プロとは長く活躍するものである!)
では、身体が柔らかいだけで、野球もサッカーもバレーボールもテニスも自然にうまくなると思いますか?
そんなことはありませんよね。
弛まぬ努力を重ねて技術を習得しなければなりません。
歌唱も同じ。
喉の筋肉が柔らかいだけでは歌はうまくならないのです。
したがって、筋硬度が10Tone台の素晴らしい数値をたたき出しても、歌がうまいとは限らないのです。

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追記:喉の筋肉が硬くても病気や異常ではありません。また、その状態で歌っても何の問題もありません。窮屈で平坦な声が好きならそれもOK。個人の自由です。ただ、他者を魅了する声からは遠のくかも。たったそれだけのこと。
by aida-voice | 2013-09-12 00:08