声の短問短答【続編】118


「輪状甲状筋の左右の太さが異なると輪状甲状関節が脱臼しやすくなるって聞いたけど本当?」

可能性は高くなるかもしれませんが、それが脱臼の主な要因になるとは考えにくいでしょうね。
脱臼(亜脱臼を含む)の原因のトップ3は・・・
1:外傷(交通事故やスポーツ事故など)
2:無茶な自己マッサージ
3:過激な超高音発声や度を超した大ボリューム発声
最近は、ご自身でマッサージやストレッチングを行って傷めるケースが多発中。
お気を付けくださいね。
また、専門院で外喉頭施術を受ける際に留意すべき点もお忘れなく。

e0146240_15183540.jpg






~再掲載~

喉頭マッサージを受けるときの注意
この頃は、声のために外喉頭を施術する所もちらほら開設されているようです。声が出しやすくなったり、美声に近づいたりするチャンスが増えたのは、大変喜ばしいことですね。是非、お近くの施術所で発声運動能力をアップさせてください。ただし、注意点があります。受診する際は、以下の条件を満たしている先生に施術をお願いしてください。
①片手間でなく、喉を専門で行っていること
②喉頭医学と発声(歌唱)科学に相当の知識があること
③摘出喉頭触診の経験があること〔医師との共同研究〕
④外皮からの触診技術が卓越していること
⑤音声専門の耳鼻咽喉科で専門外来を経験していること
⑥常に医師(病院)と連携していること
喉頭は繊細です。壊れやすいのも大きな特徴です。筋損傷や失神程度なら回復できますが、万が一、反回神経麻痺を引き起こしたら一生声がかすれたり(片側)、まったく出なくなったり(両側)しますよ。断裂タイプの麻痺は治りません・・・。とっても不幸な結果になります。適切かつ優秀な先生の元なら恐れる必要はありません。喉頭マッサージは声に効果的。きっと、極上の声を作り出していただけることでしょう。
また、喉頭マッサージやストレッチは、素人の方は簡単にマネしないでください。当サイトに記載した内容(喉体操や各種発声法)を試して事故を起こしても責任を持ちませんので、すべて自己判断で行ってください。
by aida-voice | 2013-08-21 15:18