声の短問短答【続編】85


「昔から私は鼻にかかったこもる声です。耳鼻科に行くとファイバースコープの管が入れにくいほど狭いため鼻腔が小さいのだろうと言われました。そちらでどうにかなりますか?」

鼻腔の体積は不変ゆえ、もし変化させるなら手術しかありません。
鼻中隔湾曲症などがこれに該当します。
さて、鼻腔は声の音色の中で主に『明暗』を担っています。
したがって、鼻腔が閉塞傾向にあると、どうしても声はこもり気味。
そこで、方法はないか?
実は、咽頭共鳴腔の大きさで随分カバーできることがわかっています。
試しに舌骨体を正確に前方へ引き出してみると、音像が定まり、声の明瞭度がアップするのが感じられますよ。
ここに答えがあります。
そう、改善は可能です。
ただし、舌骨周辺筋の筋硬度や運動性によって個人差があるのも付記しておきますが…



e0146240_20304979.jpg

by aida-voice | 2013-05-31 00:04