A.Kさんの声のお話


ある病気の治療後に歌声を失ったA.Kさん。
ソプラノ歌手であり指導者。
命と言える“声”が不調となったお辛さは察して余りあるものです。
毎度、最善のアプローチを行っておりますが、如何せん、発声にかかわる筋肉の動きがダメージを受けており、即時回復が難しい状況。
しかし、A.Kさんはあきらめず懸命に努力されています。
そのお姿に、頭が下がる思いです。
この先も、さらに進化させて改善に全力を尽くすことをお約束いたします。
どうか、お大事に・・・





會田先生へ
いつも本当にありがとうございます。
4月に施療していただきましてから、お陰様で、4月中は、硬い感覚はあるものの、声を出すのがとても楽でした。
30日は合唱指導がありましたが(この喉状態ですので、休憩を入れ2時間ほどの指導を終えると、いつもなら話す気力もなくなるほど疲れてしまうのですが)その日は、疲れがそれほどひどくはありませんでした。
しかも、指導中に、低音で一音だけでしたが、「歌声」と言ってもいいような声が出たのです。
ごく自然に、体から声が離れ、その声は、いつもの話し声のような、喉元で押しつぶされた声ではなく、響きのある、柔らかく空間に受け入れられる音色でした。
意識しない一瞬のことでした。
「えっ?‥今の声、何?!」と心の中で思っていると‥「先生が歌えた!」と、メンバーの方たちが手を叩いて喜んでくださったのです!!
‥たった一音の音色と響き‥
その時、心も、喉も、体も、歌声を失っていたそれまでの時間など、まるでなかったかのような感覚でした。
本当に一瞬の声でしたのに。
‥神様のいたずら?それともプレゼントだったのでしょうか‥
歌えなくなってから、私にとって「声」とは、喜びであると同時に苦しみのもとであり、「本当の意味で生きているとは言えない」と私に思い知らせてくる残酷な存在でもありました。
でも、あの一瞬の声にくださったメンバーの方たちの拍手を私はこれから先、決して忘れないでしょう。
會田先生、「声」って、素晴らしいものですね!!
現時点では高望みかもしれませんが、きっとまた、聴いている人が喜んでくださるような歌を歌えるようになりたいと思っています。
まだまだ私の喉の筋肉たちは混乱していて、先生を手こずらせてしまいそうです。
今月に入ってから、残念ながら硬さと詰まりが戻ってきています。(波ですね)
いろいろと超劣等生の私ですが、どうか、今後ともよろしくお願い致します。
患者さん一人ひとりに全身全霊の陽のパワーを注がれる會田先生に、いつも感動させられるとともに、心から感謝しております。
いつも本当にありがとうございます。
先生はお疲れを全く見せられませんが、どうかお身体くれぐれもご自愛なさってくださいませ。

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by aida-voice | 2013-05-20 00:01