B'z 稲葉浩志さんの喉 《超研究》 中間発表


かなり前に要請を受け、B'z 稲葉浩志さんの外喉頭を調べています。
曲や歌声に関しては音楽評論家にお任せするとして、わたしは動画から喉と呼吸の動きを徹底的に調査しました。
それでも、ずいぶん時間がかかっています。
その理由は以下の二点。
ⅰDVDや映像がたくさんあり、それらを一つひとつ細かくチェックする作業が大変だったこと
ⅱ稲葉さんの動きが素早く激しいため、喉の小さな筋肉の動きの確認が簡単ではないこと
なお、呼吸に関しては、上半身裸やタンクトップの映像があり、バッチリ検証できています。
まだまだ研究途中ですが、以下の三点がわかっています。
①重低音でも鋭い高音でもシャウトしているときでも、常に胸鎖乳突筋を支柱にして喉頭のリラックスとフレキシブルな動作性を保持している
②ピッチを一気に駆け上がる際、輪状甲状筋の(垂部>斜部)がギュギュっと盛り上がるほど、外喉頭の発声関与筋が発達している
③胸椎を軸として胸郭を広げ、腹腔の膨縮に頼りすぎず、呼気を一切無駄にしていない
上記三点により、次の三つが可能になります。
1:真似できないほどの素晴らしい音域の広さ
2:動き回っても乱れぬ完璧なリズム形成
3:他者を圧倒する超弩級のロングトーン
この先も検証を継続します。
わたしはB'zの曲を聴くと、いつも元気を頂戴できるような気がして、日頃から愛聴しております。
稲葉さんの、ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

e0146240_13272269.jpg





追記1:外喉頭の映像チェックは本当に難しいのです。プロ―モーションビデオの多くは外喉頭検証には利用できず、LIVE映像は暗かったり遠すぎたり画像が粗かったり・・・。本当は、本人の喉を直に触診し、ビデオ検査できると、より正確さを増すのですが・・・。今回の中間発表は経過途中ですが、それなりに調べ込んだ良論に仕上がっていると自負しております。






追記2:では「胸鎖乳突筋さえ鍛えれば稲葉さんのように歌えるのか?」と思うでしょう。答えは「No!」です。稲葉さんの歌唱中の動画を静止画に編集し、第4頚椎体重心・側頭骨耳孔・下顎骨尖端・喉頭隆起の4ポイントを標識として、胸鎖乳突筋の走行と比較計測を繰り返しました。数十パターンありますが、すべて角度や位置が決まっている。詳しい数値は秘匿しますが、これを『B'z黄金比率』とでも称しましょうか。やはり簡単に真似できません。よって、胸鎖乳突筋を鍛えるだけでは、稲葉さんのような素晴らしい歌声にはならないのです・・・
e0146240_13275194.jpg
イメージ図 (※この絵は正確なB'z黄金比率ではありません)





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2013-05-11 00:25