輪状甲状関節の動きが悪い原因 《追加項目》




これまで輪状甲状関節の動きが悪い原因をいくつか紹介しました。

① 甲状軟骨下角と輪状軟骨関節窩の脱臼もしくは亜脱臼

② 輪状甲状関節上の靭帯組織の硬化

③ 輪状甲状関節上の軟部組織による圧迫

LDP

⑤ 輪状軟骨上端と甲状軟骨下端の距離が著しく小さい

今回は、追加のお知らせ。
米国メイヨークリニックで行った摘出喉頭触診研究〔解剖は医師〕の精査結果、輪状甲状靭帯が非常に硬いケースを発見しました。
数々の輪状甲状関節の可動範囲を測定していたところ、動きのぎこちない標本が一つあったのです。
各形状も可動域も正常。
ただ動きが鈍いだけ。
当初は何故かわかりませんでした。
よくよく調べてみると、正中輪状甲状靭帯は薄いのですが、外側輪状甲状靭帯が異様に厚い。
下の絵〔写真を図画変換〕をご覧ください。
オレンジ色で囲まれたところが輪状甲状靭帯です。




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この部位が関節の動きを阻害しているものと考えれば納得できます。
よって、輪状甲状関節の動きが悪い原因の六番目として「輪状甲状靭帯が硬い」を追加させていただきます。
ご清読ありがとうございました。








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by aida-voice | 2016-12-18 00:12