本番の2~3日前に温泉へ行こう! 《ヒートショックプロテイン》


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いま流行の温熱トレーニング。
身体に一定の熱が加わると、防御するために生成されるタンパク質があります。
それをヒートショックプロテイン〔HSP〕と言います。
免疫力や再生能力を高める役割を持つそうです。
また、乳酸代謝にも良いと聞きました。
そこで声に活かせないか?
自身の身体で実験しました。
42℃で体内部をしっかり温めるには、温泉・サウナ・岩盤浴などがあります。
知人宅に温泉があります。
実験のために利用させていただきました。
方法です。
温泉に入る数日前から始まります。
喉頭のあらかじめ決めた部位の筋硬度を計測します。
カラオケCDを使用してクラシック10曲(オペラのアリアとカンツォーネ)、歌謡曲10曲を休みなく連続で歌います。
そのときの喉頭疲労感を10段階評価し〔数値が大きいほど疲労も大きい〕、筋硬度も調べます。
次に、後日、喉の体力が回復した状態で温泉に入ります。
湯の温度は45℃。(これは蛇口温度で、湯船はもう少し低いそうです)
浴槽に首まで10分浸かり、3分休憩、再度5分の入浴。
計15分。
身体は汗をかくほどポカポカ温まり、気持ちもリラックスできました。
入浴から二日後に同様の曲を歌い、評価と計測をします。
以下が、そのときの結果
入浴しない場合
喉の疲労感 6
筋硬度 36Tone
入浴した場合
喉の疲労感 3
筋硬度 23Tone
ここまで好結果が出てくるとは思いもよりませんでした。
たった一回の個人的な感想を含む調査ゆえ正確性が乏しく、また、ヒートショックプロテインのメカニズムや真実性は詳しくわかりませんが、利用する価値はありますよね。
自宅のお風呂で入浴剤を使ってみるのも一法かと。
皆さんも、一度、実際に試してから、コンサートや収録の本番で活かすと良いでしょう。




追記1:日頃のわたしの筋硬度は18Tone前後です。(甲状軟骨や舌骨は中空に浮く唯一の硬部組織ゆえ、自由な動きを伴い、喉頭周辺筋は他部位筋肉より筋硬度が低くなります)




追記2:何を隠そうわたしは烏の行水。なぜなら持病のめまいがあるから。湯船に5分も入っていると目の前が真っ暗になり手足が痺れる。いわゆる“のぼせ”って言うものです。それでも今回は結構長時間入浴できました。良い泉質の風呂はのぼせにくいのかしら。
by aida-voice | 2013-02-28 00:12