本番前に風邪! さあ、どうしよう?


きゃりーぱみゅぱみゅさんは、風邪(急性声帯炎?)のため、NHK紅白歌合戦のリハーサルを見合わせたようです。
早く治ると良いですね。
さて、本番直前で風邪をひいた場合(各種喉頭炎を含む)、どうすればよいのでしょうか?
まず信頼できる医師と相談してください。
全身症状(発熱や頭痛)があるときは、症状改善の投薬や注射も必要となりますね。
その際、声帯がむくみやすい薬は避けていただきましょう。
病院の受診の他に、敢行すべき点は?
①喉まわりの筋肉をピンポイントで温めましょう。
40℃~42℃がお薦め。
レンジでチンするホットタオルでOKです。《過熱によるやけどに注意》
喉に当てる時間は10分程度、冷めたら再びチン。
加湿もされるので内喉頭にも効果的ですね。
また、使い勝手の良い品はないものかと探した結果、花王の「めぐりズム蒸気でアイマスク」が、大きさ・温度・加温時間がピッタリ。
温めるべき正確な部位は、サロン防音室内でお尋ねください。
詳しく解説しますよ。
②声帯や内喉頭の軟部組織へ酸素と栄養を届けましょう。
これによって運動性能とスタミナが回復します。
それには上喉頭動脈の血流を増やすこと。
さらに、この血流が増えれば、粘膜の分泌液も増して声帯の乾燥が防げます。
また、同時に滞っていた上喉頭静脈の流れも良くなり、声帯のむくみが解消します。〔声帯がむくんでいると、1:高音が出にくくなる、2:テンポの速い歌が難しくなる、事実がわかっています〕
では、上喉頭動脈や上喉頭静脈の血流を良くするには、どうすれば?
過去に話題を取り上げた「航空声帯」を防ぐ(改善)手法と同じ。
多くのボイスユーザーで試しましたが、かなりの効果が期待できます。
③本番の15分位前に、声専用スーパーキャンディと声専用プレミアムブラックキャンディを同時になめましょう。
これも数々のエリートボイスユーザーに試してもらいましたが、この二つのキャンディを同時に口に入れると、声の出が劇的に良くなることに驚きます。
順になめるのではなく、必ず同時に。
未検証ですが、二つのキャンディの相乗効果により、唾液分泌や声帯粘膜保湿が最適に仕上がり、声帯の運動性と振動効率が高まるのではないかと考えています。
加えて、発声時における咽頭共鳴腔の可動作用が促進する感覚を持つ報告を多数いただいております。
つまり、声の音色が良くなるんですね。
なお、なめ終わる時間は個人差がありますので、何度も試してから本番に臨むのをお薦めします。
喉と声を最高の状態に高め、聴いていただく方々に、本番で自分の持てる最上のパフォーマンスを届けてください。
あなたを待っているファンのために・・・

e0146240_1454043.jpg





追記1:風邪関連のお話です。咳は喉頭周辺の筋肉を緊張させます。長時間にわたると一過性LDPに陥るでしょう。どんなに素晴らしい歌手でも、一瞬にして発声力が急降下してしまいます。風邪をひかないよう十分に注意し、万一の場合は「ボイスユーザーのための正しい咳の仕方」を心掛けてくださいね。




追記2:いま流行のヒートショックプロテイン(HSP)の概念を用いるなら、本番の二日前に、喉頭の筋肉の温度を上げる目的で、温度可変の電熱ホットパックを使用してください。当サロンでは、喉筋のパワーとスタミナをつけるため、設定温度50℃で約10~15分(熱耐性の個人差を考慮する必要あり)が最適と判断しました。加温の場所(筋肉)も大事になりますね。適切な箇所を外すと、逆に、発声の運動能力が損なわれるおそれもあります。過熱や低温火傷に注意して行ってください。




追記3:ヒートショックプロテインについては引き続き鋭意研究中です。声に対する本態がわかりましたらご報告いたします。
by aida-voice | 2012-12-30 00:04