声の短問短答【続編】3


「マウスノイズがあるときは滑舌が悪くなる?」

はい、その可能性が高いと思います。
マウスノイズは、舌の表面組織が口腔内軟部組織に触れる音。
自分では気づかないケースが多く、他者からの指摘や録音した際に確認されます。
極小さな「カチッ」「クチュ」などの雑音ですね。
考察してみましょう。
マウスノイズを呈するひとの喉頭を観察および触診します。
9割が舌骨のポジション、1割が舌の形態によるものでした。
つまり多くは舌骨が深奥かつ上方へ移動しているのです。
舌を押し上げ、その動きを阻害する。
やはり滑舌が悪くなりますよね。
さらに咽頭共鳴腔もつぶされるため、響きや音色も落ちます。
どうかマウスノイズには十分気をつけてください。


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追記:残り1割の舌の形態によるものとして、生まれつき舌が大きい、元々動きが悪いなどが挙げられます。


声の短問短答【続編】の詳解
by aida-voice | 2012-09-09 08:48