声の短問短答【続編】2


「顔の骨格と声に関連性はありますか?」

はい、あると考えます。
ピアノで例えます。
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顔の骨格はピアノのフレームに相当します。
骨格は、もちろん、骨でできています。
フレームは弦をピンと張るため、鋳物から作られます。
ピアノの弦の張力は、最大で数千キログラムにもなるそうです。
したがって、フレームはとても大事。
そこに響板(きょうばん)、側板(がわいた)、前框(まえかまち)が取り付けられ、共鳴させる空間を作ります。
空間の形状や容量が変わると、音色も変わります。
ここにこそ、ピアノの個性と価値が存在します。
同様に、顔の骨格も、ひとそれぞれ異なることで、声色が変化します。
顔の骨格には、下顎が含まれ、その付近に重要な共鳴腔が存在するからですね。
そう、咽頭共鳴腔(舌骨の奥)【Photoオレンジ色丸部】や口腔共鳴腔【Photo緑色丸部】。
その形や容積の違いで、声にそのひとの特徴が出てきます。
これがゆえに、親子や兄弟姉妹で顔が似ていると、声も似ているケースが多いのです。


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声の短問短答【続編】の詳解
by aida-voice | 2012-09-06 11:11