声の短問短答61


「激しい発声トレーニングをすると風邪ひきやすいって本当ですか?」

本当かもしれません。
伝聞の話題となりますが、早稲田大学スポーツ科学の鈴木先生も「過度なトレーニングをすると感染症にかかる率が高くなる。マラソン終了から2週間以内に選手の5~7割に風邪の症状が出る」とおっしゃっていたそうです。
ハードな運動によって免疫力が下がるんですね。
さて、発声がスポーツと酷似しているは自明の理。
声帯は自力で動くのではなく、その周辺筋や呼気によってコントロールされています。
激しい発声トレーニングで声帯周辺筋の体力が奪われ、続いて免疫力が落ちてしまう。
さらに、過発声の呼気増大によって粘膜乾燥が起こりやすい。
内喉頭が乾燥すると、粘膜に菌やウイルスが付着し、内部に侵入しやすくなります。
これこそ風邪ひきやすい状況が出来上がってしまいますよね。
やはり運動と同じで、発声不足に陥ることなく、適度な発声が体には良さそうです。


※声の短問短答の詳細※


追記1:スポーツ科学と同じように発声科学も日進月歩しています。『昔の常識は今の非常識』がたくさん。常にアンテナを張り巡らしてくださいね。


追記2:発声後のアフターケアは・・・
① 水分補給(飲むというより少量の水で湿らせる)
② 掲載終了 
③ 掲載終了
この三つを行えば鉄壁です!
by aida-voice | 2012-08-15 13:21