性同一性障害(M to F)に気づくのが早いひとほどLDPになりやすい!?


多くの性同一性障害〔GID〕の方々の喉を診せていただきました。
その結果、性同一性障害(M to F)に気づく年齢が早いひとほどLDPになりやすいことがわかってきました。
LDPとは喉頭深奥ポジションのこと。
詳細は過去記事で勉強してくださいね。
さて、LDPは病気ではなく、単なる癖。
だから、放っておいてもまったく問題ありません。
ただし、ひとに聴かせて魅了する声や闊達な滑舌は難しくなります。
これだけのこと。
GIDの M to F の方はおおむね高音を求めます。
ここからが本題です。
幼少期から高音発声に特化してしまうと、輪状甲状筋を活躍させた発声でなく、声帯筋を硬直させる発声に陥る確率が高くなるようです。
同様に、GIDとは関係なく、小さいときから高音発声のみを目指していた男性が、完全LDPの状態で詰まった声となり、困って、当サロンを訪れたケースが数例ありました。
正しい理屈はわかりませんが、筋力(輪状甲状筋)が発達していない段階から酷使しようとすると、より安易な声帯筋硬化高音発声の手法に向かってしまうのではないかと考えます。
次に、GIDの皆さまに対する当サロンの役割をお伝えします。
それは、GIDの方々の声を高くするのと同時に、きれいな声にするのが主目的。
そう、ただ単に高い声が出ても、硬く耳障りな声ではダメ。
聴くひとが優しさを感じる豊かな声を求めていきます。
声の質を高めることで、誰からも好まれるステキな高音が獲得できるのです。


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追記:当サロンのアプローチは、音声病院での手術前にも手術後にも対応しております。声を高くする手術にはさまざまな方法があります。タイや韓国でも盛んですね。手術は、声帯を短くしたり輪状甲状関節を屈曲させたり、器質に対する変化を狙うものですが、残念ながら声を機械的に高くするだけで、声を良く(ステキに)するものではありません・・・





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。なお、LDP(喉頭深奥ポジション)は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です。
by aida-voice | 2012-06-25 00:14