長く使ってこそプロの声


わたしの考えるプロフェッショナルボイスユーザーの条件は二つ。
一つは、自分の喉と声を最高のレベルまで高めること。
二つ目は、聴くひとに感動を差し上げ、永く愛されること。
声(歌)を提供し、その対価をいただくのですから、当たり前のこと。
しかし、「本当に、こんな状態でいいのか!?」と絶句したくなる歌手が多いのも現実なのです。
あなたは、錆びついたギターや中に詰め物をしたピアノの音を聴きたいですか?
それが曲想なら構いませんが、やはり最高の状態を聴きたいですよね。
ダメな具体例として、LDP(喉頭深奥ポジション:共鳴腔をつぶしている環境)、声帯結節(発症してからステロイドを使うのでなく、原因を究明し、罹患しない喉体質を作る)、喉頭周辺筋過緊張(声の美しさや芸術性が損なわれる)などが挙げられます。
さて、実は、もう一つ追加しても良いのではと考える条件があります。
それは、長く使うこと。
長期にわたって活躍して欲しいのです。
聴衆は、飽きやすい特徴を有しています。
喉頭の運動性が上がってくると、発声の選択肢が増えます。
選択肢が増えれば、曲だけでなく、時代に合わせたり自己年齢に相応させたり、何でも自由自在。
これこそ、聴き者を飽きさせないコツなのです。
「これしかできない」から「あれもこれもできるが、ボクはこれが好きだから!」と、数ある声から選べるようになってください。
なぜなら、あなたの声は、聴くひとを感動させるためにあるのだから・・・


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追記
Q 長く使えるようにするには?
A 上喉頭動脈の血流を増やそう!
Q どうすれば良いの?
A 甲状軟骨舌骨間開大アプローチが有効ですね!





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。なお、LDP(喉頭深奥ポジション)は病気ではなく喉筋の癖&独自の造語です。
by aida-voice | 2012-06-23 12:50