聴き手の心理を知れ!


最高の歌と評価されるには、聴き手の心理を知らなければなりません。
まず問いです。
聴き手は、なぜ、あなたの歌を聴きたがるのか?
ここに答えがあります。
そう、あなたでなければダメな理由。
それは、『声=あなた』 だから。
初めて歌手の歌を聴くとき、聴き手は最初の音声に注目します。
出だしの声が良く、楽曲が良ければ、「続けて聴こう」と思います。
しかし、最初の10秒程度で「つまらないなぁ」と感じたら、聴くのを止めてしまうでしょう。
それほど、聴き手は自己中心的なのです。
けれども、それで当たり前。
歌や音声が気に入るからこそ、あなたのファンになるのであって、気に入らなかったら、見向きもされませんよね。
だからこそ歌うときは【初音】に魂を込めるのです。
ここで決まると言っても過言ではありません。
誰の真似でもない、自分の持てる最高の良質な声(歌声)を出してください。
さて、初音を良くするには、大切な法則があります。
それは、喉頭のリラックス。
喉まわりの筋肉がガチガチでは、良い初音になりません。
やはり、このあたりはスポーツと同じですね。
野球でもテニスでも、身体を硬くして臨んでは、良い成績を収められません。
とくに肩甲舌骨筋・咽頭収縮筋・顎二腹筋・茎突咽頭筋・輪状甲状筋には十分気をつけてください。
ただし、これら発声や嚥下に関与する筋肉は、自律筋でありながら操作感覚のない筋肉ばかりです。
この点が、手足の筋肉と大きく異なります。
いつもサロン内でお伝えするように、好調でも不調でも、常に喉・声・息の様子を感得してください。
それがとりもなおさず、発声能力向上につながっていきます。
そして、声を出すのを楽しむこと。
あなた自身が楽しくなければ、聴く側はつまらないのは当たり前。
自分の声と対峙し、ワクワクしながら極上の声を提供しようではありませんか。
さあ、聴き手の心理を知り、最高の声で聴衆を魅了してください。
それが、あなた(プロシンガー)の役目です。


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by aida-voice | 2012-06-17 03:12