妊娠中は赤ちゃんのためにも美声と深い呼吸を!


当サロンにお越しになる方(歌手や声優)の中に、最近、妊娠される朗報が多くもたらされています。
この数か月で5人も!
本当におめでとうございます。
さて、妊娠初期の場合、つわりや体調不良のため、当サロンのアプローチは控えてください。
その後、安定期になりましたら、是非、『プレグナンシープログラム』 を受けることをお薦めします。
これは、妊娠中の母体本人の発声を高めるのと同時に、胎児への音トレーニングを行うのです。
妊娠の状況と求める声によって、方法はそれぞれ異なります。
具体的には、個別説明させていただきます。
根幹は、胎児への好影響発声法の獲得。
以前も、「音痴の歌を聴き続けると、あなたも音痴になりますよ!」と警告を発したことがあります。
そう、ミラー効果ですね。
ヒトは知らず知らず真似てしまう特性があります。
これは胎児にも当てはまるのです。
一般的にも 『胎教』 と呼ばれ、本の読み聞かせやクラシック音楽を聴くなどがありますよね。
これをさらに進化させた手法です。
元々、赤ちゃんの声は、よく通り、疲労に強い、良い発声をしていると言われています。
希求や感情を、育児者にいち早く伝えるためでしょう。
さらに、ピッチは「ラ」と言われています。
つまり440Hz。
以前、海外の音声研究者と、この話をしたとき、「個体差があるから一概には決まっていない」と言っていたのを記憶しています。
外喉頭を専門とするわたしの見解は以下です。
まず、音の高さを決定するのが、声帯ヒダの長さと厚みと硬さの三要素。
さらに、共鳴腔(ヒトの主な共鳴腔は五つ:喉頭室・梨状陥凹・咽頭共鳴腔・口腔共鳴腔・鼻腔共鳴腔)の体積もピッチに影響を与えます。
共鳴腔が小さいほど、高音傾向になります。(実際には、体積だけでなく、共鳴腔の形状・組織構成・粘膜の湿潤度合いもわずかながら関係します)
さて、新生児の体重が3000~4500g、身長が50~55㎝程度だと聞きました。
もうおわかりのように、赤ちゃんの声帯ヒダ、および、各共鳴腔は小さいため、「ラ」音が出やすい構造ではないかと推察します。
もちろん、体重や身長によって多少の周波数変動はあるでしょう。
ピタッと計ったように440Hzで一定ではありません。
だって、曖昧を基本とした人間だから。
話をアプローチに戻します。
当サロンでは、赤ちゃんの声を正確な「ラ」で発声させるのが目的ではありません。
胎児に影響を与えるお母さんの声を良くすること。
妊婦がストレスなく良い声で発声する音を母体内で聴き、そのミラー効果を狙うのです。
医学的根拠は見出せませんが、産声を超美声に!
これが合い言葉。(笑)
取り上げた医師や助産婦を「おぉ、とても良い産声だ・・・」と驚かせましょう。
次に、ちょっと真面目な内容。
妊娠時は、胎児の成長と共に、横隔膜が上方圧迫を受け、呼吸が浅くなる傾向があることがわかってきました。
これでは、酸素と二酸化炭素の交換率が下がり、胎児にも良くありませんよね。
それを改善する真呼吸アプローチを行い、自宅でのトレーニング方法を教授します。
身体全身の血流改善や、精神状態のリラックス構築にも役立つはずです。
最後に、元気な赤ちゃんのご出産を、心よりお祈りいたします。
もう一度、合い言葉を。
産声を超美声に!


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追記:プレグナンシープログラムは、声のプロフェッショナル(歌手や声優など)ではない妊婦さんも受けることができます。生まれてくるお子さんの音(歌)に対する感性や聴音精度を高める目的で、一般の方にもおおいに有効です。





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2012-06-02 11:01