声を利用すること


喉に柔軟性と運動性が備わってくると、シチュエーションに応じて、いろいろな声を出せるようになってきます。
ひとは声の印象によって、感情が左右されやすいことがわかっています。
例えば、引き合いに出すのは良くないのですが、オレオレ詐欺。
「おばあちゃん、オレだよ、元気?」と穏やかに柔らかく声をかけます。
すると、実際の孫の声には似ていないにもかかわらず、心に入ってくる声に対し『孫だろう』と感じてしまいます。
後日、本物の孫と会話すると、似ても似つかない声に驚く被害者もいたそうです。
そりゃそうです、犯人は孫の声なんて知りません。
不正に入手したリストを見て、電話をかけまくっているから。
以前、わたしの母の元にも振り込め詐欺の電話があったそうです。
被害はありませんでした。
わたしが「どんな声だった?」と訊くと、「妙に馴れ馴れしく甘えた声だったよ」と。
まあ、天然系の母の言う『馴れ馴れしい』とか『甘えた』との感想では、抽象的すぎて精確な解釈はできませんが、わたしは「やはり、思った通りだな」と膝を打ったのです。
したがって、発声能力が高まり、声をいろいろ使いこなすと、相手の心や感情まで支配できてしまうのです。
ただし、声を良くして悪事には利用しないでください。
あなたのステキな声は、あなたの周りのひとを幸せにし、あなたの人生を豊かにするために使ってくださいね。
そう、人間関係を円滑にしたり、ビジネスを成功させたり、恋愛を成就させたり・・・


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by aida-voice | 2012-05-27 02:16