甲状軟骨厚の触診検査


薄い甲状軟骨板よりも、厚い甲状軟骨板の方が、良い音声になる可能性が高いことは以前お話ししました。
それは、スピーカーのエンクロージャー(外枠)と同じ。
薄いと、共振したり減衰したりします。
厚みがあると、豊かな音色になります。
さて、その甲状軟骨板の厚さの測る方法です。
昔は、甲状軟骨を反転させ、母指と示指ではさみ測っていました。
これは、咽頭収縮筋を含む、外喉頭筋群に柔軟性が備わっていなければ難しい検査法です。
とくに LDP および、その傾向にある状態では不可能でした。
しかし、最近では、もっと簡単かつ安全に調べることができるようになってきました。
それは、甲状軟骨舌骨間隙触診法。〔figure1&2〕
元々、声帯や内喉頭に血液を送り込む上喉頭動脈の位置と脈をみるために開発された検査法です。
これを何千例も繰り返してきた結果、骨間膜に示指を差し入れて、甲状軟骨の厚さを測ることができるようになってきました。
アバウトですが、指腹に感覚を覚えさせ、その直後にカリパーを用いて再表現することで、ある程度の数値もわかってきます。〔figure3〕
あなたの甲状軟骨の厚さは?


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figure2


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~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2012-03-19 11:46