《速報》 ホイットニー・ヒューストンさん、ありがとう・・・


ホイットニー・ヒューストンさんが亡くなりました・・・
当サロンにお越しになる方の中には「ホイットニー・ヒューストンのような声になりたい」とおっしゃるひとも多数おります。
それほど魅力的な歌声なのです。
わたしも彼女のCDアルバムのほとんどを持っています。
昔、ホイットニー・ヒューストンさんの外喉頭(喉と声)を分析したことがあります。
実際に触診や検査したものではありませんが、動画・CD・写真から判断しました。
まず、音から。
何よりも声の質が良い。
これは、誰もが否定しないでしょう。
では、その美音はどこで作られるのか?
声帯がそんなにスゴイのだろうか?
身長が173センチありますから、甲状軟骨も大きいことが予想されます。(モデルでもありますからね~)
甲状軟骨は頚椎(椎体)の大きさに比例し、椎体は首の太さ、そして身長にも比例しやすいので『高身長=甲状軟骨が大きい』の式が成り立ちます。
ただし、喉ニュースで何度も記載している通り、個人差も結構あり、身長が高いのに甲状軟骨が小さかったり、首が細いのに甲状軟骨が大きかったりとさまざまです。
さて、話をホイットニー・ヒューストンさんの喉に戻しましょう。
ミュージック・ビデオを、目を凝らして見ると、確かに、絶好調のときは男性のように甲状軟骨が盛り上がって見えるのです。
1980年代後半から絶頂期を迎え1990年代前半です。
その後、一旦、低迷しますが、このあたりの動画を検証していないので正確な状態はわかりません。
以前、徹底的に研究したマリア・カラスと同じように、もしかすると不調のとき LDP に近い様態になっていたかもしれませんね。
まあ、推測にしか過ぎませんが。
しかし、後に復活。
再び活躍していました。
次に、甲状軟骨の大きさから声帯を推察してみましょう。
きっと長大であることは間違いありません。
中低音の豊かさと力強さは、彼女独自の Gospel 様 Pop music となり、見事に成功している好例。
そして、声帯のなめらかな粘膜振動が想像できるような高音。
彼女の中低音があるからこそ高音が生きてきます。
加えて、舌骨のポジションも極上なのです。
したがって、音色で最重要の咽頭共鳴腔が最高に活かされていますね。
もう一つ特徴があります。
皆さんもお気づきだと思いますが、それは『口腔共鳴腔が大きい』です。
歌っているときのビデオや写真を見てください。
最深部(奥)が見えるほど大きな口。
それに伴い、舌の位置も GOOD。
つまり、咽頭共鳴腔と口腔共鳴腔をつなぎ、さらに空間を広げ、使いきっていることにほかなりません。
すごい!
すごすぎる・・・
素晴らしい声を聴かせてくださったホイットニー・ヒューストンさんに感謝と哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈りいたします。




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2012-02-13 12:50