高音発声と肩甲挙筋の関係


肩甲挙筋が筋緊張(または強縮)すると高音発声に悪影響であることが判明しました。


肩甲挙筋(M.levator scapulae)

付着
●第1~4頚椎の横突起の結節
●肩甲骨の内側縁で上角と肩甲棘の間

機能
●肩甲骨の挙上
●肩甲骨の下方回旋
●首の側屈(肩甲骨が固定されているとき)
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音楽的な高音発声をつかさどるのは、もちろん輪状甲状筋。
肩甲挙筋と輪状甲状筋には関連性は一切ありません。
しかし、運動範囲における相互の筋ベクトルと運動力を計測して、観察および推察した結果、肩甲挙筋が硬くなった場合、輪状甲状筋の動きを阻害する可能性が出てきました。
詳しく難しい経緯と結論は、いずれ報告させていただきますが、実は、肩甲挙筋は〔肩こり〕で有名な筋肉です。
つまり、「肩こりがひどいとき、高音が出にくくなる」とおっしゃっていたひとは、大正解だったのです。
声を大事に考えている方は、毎日、僧帽筋と肩甲挙筋のストレッチングを十分に行ってくださいね。
なお、高音発声に適した僧帽筋と肩甲挙筋のストレッチングは、施術後の防音室内でお尋ねください。
一生懸命がんばらないと思い通りの高音が出ないひとは、一度、肩甲挙筋が硬く張っていないか調べてみましょう!







追記1:そう、斜角筋も関係性大。ここは破格も多く、胸郭出口症候群など、さまざまな問題点も存在しています。






追記2:高音発声と肩甲挙筋の関係を良くする最善の施療は、当サロンのオリジナル喉頭牽引器の使用です。頚椎用ではなく喉頭用です。最大の特徴は、引っ張る角度・顎ホールド位置・間欠荷重の3点が重要なポイントとなります。〔写真協力:JOY君〕
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by aida-voice | 2012-01-17 09:24