本当に、良かったですね・・・


《吉報》

本日、痙攣性発声障害(SD)のため通院していたひとが卒業しました。
当サロンでは、この病気を治せません。
そう、治せないのです。
残念ながら、現代の治療法では、何を行っても(ボトックス・発声訓練・各種手術など)根治はできないと言われています。
当サロンのアプローチは、治すのではなく、声を出やすくします。
あらゆる角度から声を出しやすい環境を整えていくと、詰まって声が割れたり震えたりしない発声が可能になってきます。
もちろん簡単ではありません・・・
お互いに渾身の努力が必要です。
最終的に、日常生活で、本人も、周囲のひとも、気にならない程度まで、楽に簡単に声が出ること。
本当に良かったですね。
ごくろうさまでした。
この先、幸せな日々をお過ごしください。

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追記:痙攣性発声障害(SD)の辛苦は筆舌に尽くしがたい。なぜだか知っていますか。それは、誰にもわかってもらえない辛さと苦しさ。家族や恋人でさえ完全に理解してくれないことがほとんど。とても孤独です。やかましい場所で声が出せない。聞き返されたら二度目の声が詰まって出てこない。声が震えて割れるので、変人扱いされる。電話の応対ができない。午後になると喉が疲れて会話が億劫になり、人付き合いが下手と勝手に思われる。いつも首を絞められている感じがする。不調のときは、呼吸さえも苦しい。このように、枚挙に暇がありません。周囲のひとが、近くのひとが、少しでも理解していただければ、ほんの少し気が楽になります。もし、あなたの周りにSDのひとがいらっしゃいましたら、さりげない気遣いをよろしく、よろしく…、なにとぞよろしく、お願い申し上げます。
by aida-voice | 2012-01-06 17:37