声極 【赤飯さんを評価】


2012年が始まりました。
昨年は、世の中が一変するような事柄が多く起きました。
わたしの喉と声の研究も、加速度的な進歩を遂げ、アナログレコードからCDへ、さらに、音源16bit/44.1kHzから24bit/192kHz(24bitはCDの約256倍の分解能、192kHzはCDの約4.35倍の帯域を実現)へ進化したのと同じようなレベルではと自負しております。
声が出なかったり病気であったりしたときは耳鼻咽喉科医の役目、歌唱のテクニックを習うにはボイストレーナーの役目。
わたしは、発声を筋運動と捉え、長年、その運動科学を研究し、さまざまは手法で発声運動能力を高めています。
また、喉の細かい軟部組織を探り出す触診の技術を極め、自分自身でもオペラを歌います。
知識と経験(22年間)と五感をフル活動させて、声を良くしています。
昨年、知り合った極上の声の持ち主として赤飯さんがいます。(評価に関する記事は、ご本人に承認済み)
初めて当サロンにお越しになったとき、アーティスト名は伏せ、本名で受診されました。
そのときの感想は「とんでもなく凄い楽器(喉頭)を持っている・・・」と絶句しました。
詳しく赤飯さんの特集過去記事をご覧ください。 ⇒ 目次集さ行(ざ行)2
例えるなら、わたしは楽器屋です。
最良の楽器を見つけ触れると、ワクワクしてきます。
嬉しくて楽しくて仕方ありません。
それが、赤飯さんの喉でした。
彼のナマの声を聴き、各種検査し、何度も何度もCDを聞き込みました。
ご存じのように、当サロンでは、毎回、各人の喉と声の様子や状態を細かく施術録にしるしています。
赤飯さんの施術録からいくつか文言を拾い出し、今日は、それを紹介しましょう。(ご本人にとって不利益な内容や個人情報を除きます)

●喉頭の形状の良さは全国で3本の指に入るだろう
●典型的なV字舌骨
●小音量から大音量まで快感
●外喉頭筋Tightにより声の質感のフラットさが気になる
●高音域と中低音域のバランスが取れている
●質感とスピード感のエネルギー効率が優れている
●浸透力ある音声
●かなりの柔軟性を獲得した
●味わい深い積極的なボイスサウンド
●声に輪郭がありながら変化して遠くへ飛んでいく
●喉頭疲労のときは声の解像度が低下してノイズインする
●ピュアだがときに妖艶に感じさせる喉頭筋運動のテクニシャン
●軽めの波動だが存在感ある固有音が醸し出されている
●第3~8肋椎関節の可動範囲をもっともっと増やそう
●喉から音が溢れ出てくる
●甲状軟骨板の厚みが音声の質を高めている
●喉頭性能が高まるにつれダイナミックレンジが広く偏りがなくなった
●彼の良さを確認するには高感度のマイクによる録音が必要
●高音のレスポンスはデヴィッド・フェルプスを超えている
●パッサージョのブラッシュアップが欲しい
●どの音域も安心して聴ける共鳴腔の構築が最終目標
●声の中に繊細さと力強さが同居している
●あとは舌骨後端の中咽頭筋の自由な前方移動のみ
●克明であでやかな声は喉頭蓋の開閉性能が秀逸だからである
●呼気の使い方に堂々たる風格があらわれてきた
●歌い過ぎは軟部組織の肥厚を伴って声の艶(つや)を損なう
●共鳴腔の自由度が増すにつれ曇りのない清澄な声が可能になっている
●輪状甲状筋の筋腹が蒲鉾(かまぼこ)のようにぷりぷりしてきた
●声の音像の焦点がピタッと定まってきた
●ときに燃え盛る炎のように熱く、ときに氷のように冷たく、ときに羽毛にくるまれたような
 優しさ、ときにそよ風のような穏やかさ、そんな心地の良い声に仕上がりつつある
●とうとうオールマイティな声を獲得して鳥肌ものになってきた
●彼の声には間違いなく「1/fのゆらぎ」が入っている
●この先、さらに喉頭の運動性能を高め、日本だけでなく
 世界で活躍して欲しい(それが出来る喉頭形状であることは、わたしが保証する)
●あぁ、なんて色気のある声なんだろう・・・



さあ、世界に羽ばたけ、赤飯さん!


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赤飯さんの極上の喉頭








追記1:上記の耳鼻咽喉科は優秀な音声専門の医師を、ボイストレーナーは発声科学を熟知したボイスアドバイザーの資格を有する先生を、それぞれお薦めします。なぜなら、あなたの喉と声が大切だから。






追記2:「高音のレスポンスはデヴィッド・フェルプスを超えている」は本当です。デヴィッド・フェルプスも、とんでもなくスゴイのですが、赤飯さんもスゴイ。両者の声と喉頭の動きを精密に比較してください。これらは明らかな事実なのです…
by aida-voice | 2012-01-01 00:05