寝違いで外喉頭筋を痛めた!?


「寝違いで外喉頭筋を痛めた!?」

あり得ます。
どういうことか?
睡眠中の、寝返りや長時間の無理な体位での睡眠によって、外喉頭の筋肉が傷んで、声に影響することです。
実際の症例を挙げてみましょう。

ある朝、起きて、家族に「おはよう」と言おうとした瞬間、声の出難さを感じた。
喉の中が痛いというより、しゃべるときに左首筋が痛むような気がする。
首を回しても痛みがないため、心配せず出社した。
会社でも言葉が出難かったが、忘れるようにして、一日を過ごした。
一週間、同様の状態が続いたため、近所の耳鼻科に受診。
喉は問題ないと言われた。
その後、気にしないようにしていた。
しかし、3か月経過しても、一向に治る気配がない。
そこで、紹介により、当サロンへ来院。
精密な検査の結果、以下の状況を観察した。
1:左胸鎖乳突筋の腫れ
2:肩甲舌骨筋前腹の腫脹
3:胸骨舌骨筋舌骨付着部付近の圧痛
4:ピッチ3度変化での疼痛発症
5:単独母音発声での痛み増悪
6:頚部回旋時の患部への負荷は存在しない
7:肩甲舌骨筋と胸骨舌骨筋の舌骨体付着部が交差しているタイプ
以上より、左舌骨体筋付着部付近の筋筋膜炎と判断。
さらに詳しい原因を特定するために、受傷当日の様子を思い出してもらうと「その日は新しい枕を使った。朝、起きてみると、右に顔を向けてうつ伏せで寝ていたような気がする」
このことから、寝違いによって、肩甲舌骨筋と胸骨舌骨筋の舌骨付着部の筋腱移行部が半断裂したものと推測。
治癒機転を失い、軽度の筋筋膜炎を続発。
現在に至る。

最終的に・・・
当サロンでの患部の安静(弾性テーピング)・物療(温熱療法を中心とした)・筋膜リリースおよびピンポイントマイクロストレッチにより、数回の施術で快癒しました。



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追記
実は・・・、「寝違い」が、SDの誘因の一つである統計が浮上しています!!!
間もなく結論を公開する予定です。




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2011-11-30 01:55