メンタルで影響を受けやすい喉頭筋


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ある実験・・・

座位
目を閉じて深呼吸した後、朗読(宮沢賢治の「雨にも負けず」を用意)をさせる
最初は、ゆったり読むよう伝える
途中、突然「さあ、早口で読んで!」「大きな声で!」と脅すように指示する
その瞬間の喉頭諸筋の様子を触診で探査する

その結果…
肩甲舌骨筋・茎突咽頭筋・咽頭収縮筋・後筋(甲状軟骨をやや反転させて後輪状披裂筋と外側輪状披裂筋の一部が触診可能)が、瞬時に硬直するケースをとらえました。
数名で試しましたが、個人差があるものの、やはり上記筋がギュッと硬くなりますね。
そう、驚いたり興奮したりしてしゃべるときに『息のをのむ』と言う言葉がありますが、まさに、このことでしょう。
肩甲舌骨筋と咽頭収縮筋が硬くなると、音がこもったり声がかすれたりします。
茎突咽頭筋が硬くなると、滑舌が悪くなります。
後輪状披裂筋と外側輪状披裂筋が硬くなると、声が詰まったり声が割れたりします。
「なぜ、そのような声になるのか?」などの詳しいメカニズムは過去の各筋肉の項目をご覧ください。〔喉事典参照〕
緊張や不安など、メンタルが身体(筋肉)に影響を与えるのは日常感じること。
スポーツの競争や試合の直前はガチガチに。
誰もが経験あるでしょう。
とくに喉頭の筋肉群は小さいため、より影響を受けすいのです。


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喉と声のスポーツトレーニング&リラクゼーション
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 會田茂樹|あいだしげき 

 
by aida-voice | 2016-05-10 00:41