良い音(声)を聴こう


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以前、人間には聞いた音を真似る『ミラー効果』があるお話をしました。
ある実験がありました。
バイオリン好きのAさん、ピアノ好きのBさん。
3か月間、Aさんにはバイオリン曲を聴き続けてもらいます。
その他の楽曲は避け、時間の許す限り耳元で鳴っています。
同じように、Bさんはピアノ。
そして3か月後、AさんBさんの前に多数のひとを集めました。
その集団に向かって「今からAさんBさんに同じ言葉をしゃべってもらいます。どちらかがバイオリンが好き、もう一方はピアノ。さあ、どっちだと感じますか?」と問いました。
Aさん、続いてBさんが話しました。
すると、大多数のひとが「Aさんがバイオリン好きで、Bさんはピアノ」と示したのです。
もちろん、会話声ですから楽器とは関係しません。
しかし、声の要素の中に、何となくバイオリンらしさ、ピアノらしさの感覚を聴き得たに違いありません。
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この実験は出所不明のため正確性に欠けますが信ぴょう性はあるような気がします。
本当にミラー効果そのものですね。
可能な限り「良い音」「良い声」を聴きましょう。
そうなると、音源も大切。
パソコンの小さなスピーカーよりは、高性能のイヤホン、さらにはハイファイオーディオへ。
最近のイヤホンの素晴らしさには目を見張るものがあります。
しかし、空間表現力を獲得するためにも、音楽に適した環境下で音の良いステレオを聴くことをお薦めします。
わたしも中学生のころから愛読している雑誌『ステレオサウンド』には、オーディオケーブル(アンプとCDプレーヤーをつなぐ線やスピーカーコード)の違いで音が変わる記事がいっぱい載っています。
1メートルで10万円なんて電線もあります。
それらを使うと、例えば、再生される音の質感が増したり輪郭がシャープになったりするそうです。
驚きです。
これほどまでに繊細な音質を追及している賢人たちがたくさんいることに他なりません。
頭が下がる思いです。
皆さんも、是非、「良い音」「良い声」をいっぱい聞いてくださいね。

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追記:ミラー効果に関しては喉辞典の『ま行』からお調べください。







~重要なお知らせ~ ●外喉頭から考究する発声の理論と技術は日々進化しています。この記事は掲載時の情報であり、閲覧時点において最新・正確・最良でない可能性があります。すべての記事の内容に関し、一切の責務を負いません。●記事の内容は万人に適合するものではないため、当サロンの施術に関し、記事の内容通りの効果や結果は保証も確約もしておりません。〔当サロンでは役立てないと判断された場合、理由を問わず施術をお断りします〕●声や喉の不調は、最初に専門医の診察を受けてください。歌唱のトラブルは、最初にボイストレーナー(音楽教師)にご相談ください。




 
by aida-voice | 2016-03-26 05:06