声を良くするために首のコリをなくそう!


ある声楽家が、「歌う前に、頚のマッサージを受けると
歌いやすくなるの」と言っていました。

科学的根拠はあるのでしょうか?

頚部および肩部の筋肉を調べた結果、ありました。

まず、重要な事実があります。

首や肩の筋肉は、発声の筋肉に、直接つながっていません。

したがって、首や肩の筋肉を鍛えても声は良くならないのです。

しかし、筋肉の起始停止や走行部位が近いため、首や肩の筋肉が
不調になったり凝ったりすると、発声に悪影響であることがわかりました。

その中でも、胸鎖乳突筋、僧帽筋、頭板状筋が3大関与筋と考えます。

今日は、その中の頭板状筋に焦点を当てます。



頭板状筋(とうばんじょうきん:Splenius capitis)の情報

後頚部の深い場所にある筋肉
起始 項靭帯の下半分、第7頚椎と上位胸椎棘突起
停止 側頭骨乳様突起と上項線の外側
機能  首の回転、顔を上に向ける
神経 中・下頚神経後枝


下の絵は、頭板状筋の位置(黄色)の位置です。
ただし、やや深い場所にありますからね…
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頭板状筋の上に僧帽筋と胸鎖乳突筋があります。
実際に触れられるのは小さな範囲になりますよ…(黄色部分)
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上頚部に存在する頭板状筋は、懸垂機構や顎二腹筋の
近辺にあるため、影響を及ぼしやすいのです。

お手軽ケアは、両手指先端で、円を描くように
3分ほど Push-Massage すること。

初めは優しく、慣れてきたらしっかり揉みこんでも可。

歌う直前に行うと、より効果的です。

コリをなくせば、きっと、声が楽に出てくるようになると思いますよ。

是非やってみましょう!
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~メッセージ~
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by aida-voice | 2011-08-16 15:30