テノールとソプラノのフィジカル



最重要 一口メモ 【クイズ形式】


 
突然アップし、いつの間にか消えることも・・・



テノールとソプラノをフィジカル(運動と構造の観点)から解いてみました。
実際、フィジカルには喉頭部と呼吸部の二点あります。
今回は喉頭部に焦点を当てました。

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◆テノールは〇〇を中心に△△を「0から10%含ませること」が、ソプラノは△△を主に〇〇を「10%から90%の範囲で変化させながら混ぜること」が、必要である◆


これらの能力は、以下の掛け算で決まります。
①輪状甲状筋の稼働性能
②声帯筋の自由な硬度変化
③声帯筋と声帯粘膜の振動パターンの位相
④披裂軟骨の運動性
つまり、①×②×③×④ですね。
とくにテノールは①と②が、ソプラノは①と③が重要。




〇〇、△△の答えは、喉ニュース目次集に!




過日、某オペラプロデューサーと話をしたとき「フィジカルに優れた歌手は、テクニックを上回り、聴く者に感銘を与える。それができている日本人歌手は少ない。だから韓国や中国にかなわない。世界で通用しない。日本人歌手は小手先のテクニック至上主義で、何やら小さく上手くまとまっていく。これでは鳥肌が立つような真の感動は得られない。本当に残念だ…」と憂えていたのを思い出します。


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★Point★
フィジカルが完成していなければ・・・
結局、テクニック(歌唱技術)やイメージは効きません・・・




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2011-05-08 17:10