賛否両論 Part12 船


巷で、声に関わる情報を集めてみました。
すると、Aさんの意見とBさんの意見では正反対。
これらを科学的かつ独断的に解説してみたいと思います。
22回に分けて掲載する予定。
さあ、どっちが正しいの?


Part1 うがい
Part2 加湿器
Part3 吸入器
Part4 スポーツ
Part5 飲酒
Part6 セックス
Part7 自転車
Part8 ダンス
Part9 ガム
Part10 たばこ
Part11 飛行機
Part12 船
Part13 タートルネックの服
Part14 ネクタイ
Part15 あくび
Part16 ハミング
Part17 ささやき声
Part18 昼寝
Part19 枕
Part20 ジェットコースター
Part21 カラオケボックス
Part22 ×××


乗り物の続きでPart12“船”です。

「船に乗ると声が悪くなるから乗りたくないわ」と
おっしゃる女性声楽家がおりました。

本当なのでしょうか?

まず、発声を運動の観点から考えます。

船上で野球のキャッチボールやバスケットボールのパスをしなければならないとします。

想像してみてください。

間違いなく、やり辛いでしょうね。

もちろん、揺れ防止のスタビライザーが付いた
大型船ならある程度は大丈夫かもしれませんが。

したがって、揺れる船上で歌うのは、地上で歌うより大変であることが予想されます。

三つあります。
①船の揺れが声帯の振動に関与してしまうこと
②揺れの恐怖や不安から喉頭周辺筋の過緊張が起こる可能性があること
③船酔いで一時的に発声能力が低下してしまうこと

これらに由来しているものと推察します。

しかし、乗船しているときだけであって、下船して地上に降りれば問題は解決するはず。

したがって、船に乗るだけで声が悪くなってしまうような根拠はありません。

そう、船上で歌っている優秀な歌手も大勢おります。

豪華客船のショーでは、最高のパフォーマンスが披露されていますよね。

わたしの知り合いにも「船上で歌うと、心地好い揺れがスイングとなって
ステキな気分で歌えるの」とおっしゃる歌手がいます。

やはり、賛否両論。


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~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2011-04-30 14:21