賛否両論 Part5 飲酒


巷で、声に関わる情報を集めてみました。
すると、Aさんの意見とBさんの意見では正反対。
これらを科学的かつ独断的に解説してみたいと思います。
22回に分けて掲載する予定。
さあ、どっちが正しいの?


Part1 うがい
Part2 加湿器
Part3 吸入器
Part4 スポーツ
Part5 飲酒
Part6 セックス
Part7 自転車
Part8 ダンス
Part9 ガム
Part10 たばこ
Part11 飛行機
Part12 船
Part13 タートルネックの服
Part14 ネクタイ
Part15 あくび
Part16 ハミング
Part17 ささやき声
Part18 昼寝
Part19 枕
Part20 ジェットコースター
Part21 カラオケボックス
Part22 ×××


今回はPart5の“飲酒”です。

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飲酒に関しての話題は、これまで何度も載せましたので
過去の記事:目次集の【アルコール(お酒)の飲み方】をご覧ください。

ここでは、新しく得た最新の情報を提供します。

それは、痙攣性発声障害(SD)に関して。

SD患者さまの場合、飲酒によって症状が変化することがわかってきました。

これまでの聴き取り調査では、SDの方の約90%は
少量の飲酒によって、最初の一瞬は発声が楽になります。

しかし、飲酒後の時間経過や過飲によって『かすれ』『声の割れ』
『さらなる詰まり』が感じられ、症状悪化に転換してしまいます。

さて、残り約10%のひとは、アルコールを飲んだ瞬間から不調に転じています。

これらの結果と、SDの種類〔内転型・外転型・混合型・位相型〕を
照らし合わせたら、ある事実が浮かんできました。

実は・・・
前述の約90%は、ほとんど内転型でした。

そして、飲酒の直後から『声にならない!』症状を訴える方の
多くが外転型・混合型・位相型のいずれかでした。

したがって、飲酒時の状態によって、SDのどのタイプにあたるかを
判別する指針になるとも言えます。

最新アナムネーゼの報告まで。



~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2011-04-23 00:01