唇(くちびる)の動きは滑舌に影響するか?


答えはノー!

ご存じの通り、言葉を作る主要部位は舌です。

絵を見てください。
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唇(くちびる)は、舌とつながっておらず、無関係であるのがわかりますよね。

軟部組織である上唇・下唇を取り巻くように口輪筋が存在し
その他、広頚筋・頬筋・オトガイ筋・口角下制筋・下唇下制筋・
笑筋・頬骨筋・口角挙筋・上唇挙筋・鼻中隔下制筋があります。
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これらの筋肉によって複雑な動きをして、唇は音声の最終調音のみ担います。

そう、〔唇の動き=滑舌の良さ〕にはなりません。

したがって、古来から伝わる「唇をとがらせ『ウ』次に口角を広げ『イ』
さあ『ウイウイウイウイ・・・』、これが滑舌に効きますよ!」は間違い。

最新の研究では、滑舌には、舌骨上筋群の動きが
最重要であることがわかっています。

以前、喉頭を意識的に前に出す筋肉は存在しないとお伝えしました。

しかし、この発表を一部訂正しなければならない事実がわかってきました。

実は、舌骨上筋群の柔軟性とコントロール性を十二分に獲得できたひとは
オトガイ舌骨筋を利用して自由に舌骨を前方移動することができるのです!

この件に関しては、さらなる実験後に詳細報告をいたします。

まだまだ研究しなければならない項目が山ほどありますね。

がんばらなくっちゃ・・・




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2011-04-18 02:32