マスク論


風邪予防や工業用ではなく、実際に試して、歌唱に最も適したマスクを選んでみました。
思ったより検証に時間がかかり、発表が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
長時間装着した後、はずして歌を歌い、そのときの歌唱感覚がマスクの影響を受けているかを調べます。
「これなら良い」と感じたトップ3を選びだしました。
あくまでわたしの感覚ですから、曖昧であることを付記しておきます。

測定方法
2時間連続装着する
アカペラで同じ一曲を歌う(Una furtiva lagrima)
そのときの喉と声の状態を感得
同じマスクで3回試してみる
比較したマスクは7種類



●ガーゼマスク
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●サージカルマスク
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●不織布マスク
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●N95マスク
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●保湿マスク
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●アロママスク
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●吸湿発熱マスク
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それでは発表!

第3位
ガーゼマスク
意外にもオーソドックスですが、ガーゼが呼気の水分を適度に保ち、喉のちょうど良い感じがしました。
歌詞の中で2回目に歌うChe più cercando io vo部分のio voがスムーズでした。

第2位
保湿マスク
やはり長時間装着には有効でしたね。
この商品は付け心地も良いと感じました。
ただし、冬には『冷え』が気になると思います。
また、ウエットフィルターが呼吸の妨げになる感じは否めず、マスクそのものの重さも気になりました。
歌唱に関しては、歌全体を通して息の流れを保つことができました。

第1位
吸湿発熱マスク
これがナンバーワンとなりました。
好き嫌いはあるかもしれませんが、保湿と加温のバランスが最高でした。
保湿マスクは『積極的加湿』ですが、これは完全な『呼気水分保守保湿』です。
押しつけがましい加湿が無く、ごく自然でした。
歌の最後のAh, cielo Si può Si, può morir Di più non chiedo, non chiedo. Si può morire Si può morir d'amor.が非常に歌いやすく、自分の歌声にちょっとだけ満足しました。(苦笑)


以上が結果報告。
やはり個人差があると考えますので、自分に合ったマスクを見つけてください。
うまく使えば、喉の乾燥と咽頭粘膜の低温化を防ぎ、歌に好影響を与えるでしょう。




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2011-02-18 03:55