声に良い(悪い)飲み物ってあるの? 果汁 Part2 メロンとパイナップル


前回のみかん果汁に続き、Part2はメロンとパイナップル。
果物そのものは飲み物ではありませんが、果汁=ジュースの観点から考察したいと思います。
さっそくですが、メロンジュースやパイナップルジュースはちょっと気をつけていただきたいのです。
あなたはメロンを食べた後、口や喉はどのように感じますか?
また、パイナップルを食べた後、舌はどうですか?
「メロンを食べると喉がイガイガする」「パイナップルを食べると舌がしびれる」ひとは要注意。
さあ、何が起きているのか?
メロンは『口腔アレルギー症候群』が、パイナップルは『たんぱく質分解酵素』と『シュウ酸』が原因と考えられます。
全員が発症するものではありませんから、問題ないひとまで避ける必要はないと思います。
ちなみにわたしの場合は、メロンはOKですが、パイナップルは舌がヒリヒリして苦手。
ちょっと脱線しますが(笑)、メロンでは、シャングリラホテル東京28階ロビーラウンジのメロンジュースが大好きです。(一押し!)
では、歌唱にはどのように影響するのでしょうか。
口腔アレルギー症候群は花粉症に関係していると報じられ、当アレルギーによって口腔内および咽頭が炎症を起こし(かゆみやイガイガの根本)、ほんの少し腫れるおそれもあります。
このため、発声に関与する咽頭共鳴腔の運動性能が落ちる可能性が出てきます。
次に、たんぱく質分解酵素とシュウ酸は舌粘膜を溶解して刺激するため、舌がちくちく痛むように感じます。
直接、声には関与しませんが、これでは気になって歌が疎かになります。
日常生活に支障はありませんが、本格的に歌う前は避けた方が良いかもしれませんね。
このようなアレルギー物質・酵素・特殊な酸を含む果汁には、前もって自分自身の反応を知っておくと良いでしょう。
他の果物として、イチゴ、キウイ、スイカ、トマト、梨、バナナ、パパイヤ、桃、リンゴ(50音順)などもあります。
感受性はひとそれぞれのようです。
例えば「メロンは大丈夫でもスイカは喉の奥がとげとげするする」「スイカはOKですがリンゴは喉の中が突っ張る感じ」などなど。
ご注意ください。
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2011-02-05 12:32