喉頭クリニカルマッサージの真実


あなたは喉頭クリニカルマッサージの本態を知っていますか?
当サロンで會田のアプローチを受けたことのある方ならおわかりだと思いますが・・・
ほとんどが「えっ、こんなに繊細な動きなの!?」と感じるはず。
誰もが驚きます。
そう、この手技は【マッサージ】と言うより【ストレッチ】なのです。
どうやっているのか?
手法は以下の通り。
①アクティブタッチ(指先で数ミクロンの差異を見極める触診)で喉の筋肉の硬さを調べる
②硬度の差があるに筋線維に対してピンポイントでマイクロストレッチを行う
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多くは「こんなに弱い力で良いの?」と思うかも。
しかし、喉周囲の軟部組織は繊細です。
過大な力でストレッチやマッサージをすると、筋損傷や反回神経麻痺を引き起こしてしまいかねません。(この点は十二分にご注意ください!)
「声を出すこと」、「歌うこと」はすべて喉の運動です。
延べ10000人以上の喉に触れてわかってきました。
喉の運動性能が上がると声は格段に良くなります。
運動には筋肉の『柔軟性』と『筋力』が不可欠。
順序は『柔軟性』、そして『筋力』です。
発声をブラッシュアップするために、何よりも最初に『柔軟性』を獲得しましょう。
日本人には喉まわりの硬いひとが実に多いこと多いこと。
常日頃から「本当は、彼(彼女)の声って、もっと良くなるのになぁ・・・」と感じています。



ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




追記:発声のために存在する喉の筋肉は数々あります。しかし、その大半が無意味ではないかと思えるほどいい加減な動き。それらを駆使して声を作るため、ほんの些細な筋状態の変化で声が変わってきまます。ここでの変わってくるとは、「声が出ない」「出し難い」ではなく、エリートボイスユーザーが言うところの「声の小さな変化」。そのときの筋肉の微細な違いを指先で探し出し、マイクロストレッチで動きを正すと、声は劇的に出しやすくなったり美声になったりします。




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2011-01-09 11:30