日本人の喉頭蓋は垂直に立ちにくい!?


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ある声楽家に尋ねられました。
「日本人の喉頭蓋は垂直に立ちにくいって本当ですか?」と。
ひとによって異なりますが、ある程度は正論だと思います。
理由です。
オペラが発達した国の人々と比べ日本人は・・・
①胸郭の形状が扁平(つまり胸が薄い)傾向にあるため、声道がストレートにならない
②舌骨の位置がやや深い(使用言語にも関係ある?)
何気なく入った南イタリアの居酒屋(バール)で、ただのおっさんがメチャクチャうまくカンツォーネを歌っているのに驚いたことがあります。
もちろん日本人には、日本人にしかない素晴らしいフィジカルを持っています。
声帯から調音までの距離が短いため、音源を減衰させることなく最大限に活かせます。
これによって繊細かつ美しい声が可能になります。
ベルカント唱法に喉頭蓋の活躍は必須!
是非、その部分を発揮して、素晴らしい歌を奏でてください。



≪以下参考図≫
すべて紺色部分が喉頭蓋

甲状軟骨・輪状軟骨と喉頭蓋の横図

e0146240_9145462.jpg
 



正中矢状断MRI画像(絵に変更)

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水平断面MRI画像(絵に変更)

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摘出喉頭(解剖は医師)を上から見た写真〔絵に変更〕

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 會田茂樹|あいだしげき 

 
by aida-voice | 2016-05-17 00:18