クリック音


甲状軟骨を左右にスライドさせ、その動きの状態を知る検査をグライディング・テストと言います。
その際、甲状軟骨が深奥Position(LDP)の場合、クリック音を生じます。
甲状軟骨翼後端のエッジと頚椎が軟部組織を介して擦れ合う感覚の音です。
小さな音では本人しか感知できませんが、大きな音になると、静かな場所では他者にも聞こえてきます。
「コツ」とか「コリッ」と表現されることが多いですね。
クリック音のビデオを供覧します。



相当に小さい音であることと、雑音も入り込んでいるため確認が難しいかもしれません。
ボリュームを最大にあげて聞いてください。
また、音が聞きとれなくとも、わたしの指を注視すれば、左右の動きが具合が違っているのを認知できるでしょう。
この方は秀逸な形状の甲状軟骨を持っていますが、位置の左右差があるため、自由闊達な音造りができていません。
しかしながら適切なアプローチを施せば、改善は可能です。
ご安心ください。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2010-09-16 00:50