オペラ歌手:アンナ・ネトレプコ


恒例、お招きを受け、東京文化会館で英国ロイヤル・オペラ「マノン」を研究および鑑賞してきました。
主役ソプラノは人気実力共に兼ね備えたアンナ・ネトレプコ。
観察するには極上の席を用意していただきました。(いつも感謝いたします!)
さて、彼女の歌を簡単明快に解説するなら、声の〔厚み〕と〔味わい〕でしょうか。
そして、喉頭原音はやや粗い気がするのですが、声質と外見から『発声三角』が大きいことが十分に予想できますね。
ただし、実際に触診したものではありません。
あくまで仮説です。
また、近くにフランス語が堪能な方がいらっしゃり、発音が聞き取り辛かった旨を小耳にはさみました。
彼女はロシア人なので口腔共鳴腔と舌運動のために音色をやや削がれた感があるのかもしれません。
それにしても感動しました。
ピアニシモの線が明瞭で、高音に耳障りが一切無い。
素晴らしいの一言です。
声楽家やオペラ歌手だけでなく、どのようなジャンルでも『発声三角』を大きく使って、聴くひとを魅了してください。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





追記:彼女を表現するなら、『歌唱の巧い妖艶な女優』でしょうか!?





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2010-09-15 12:18