甲状軟骨が小さいひとへ・・・


当サロンでは、外皮から甲状軟骨の大きさや形を検査できます。
それを他人と比べたり歌唱に向いていたりなど、詳しく解説します。
延べ10000人以上の喉頭に触れてきましたが、本当にひとそれぞれ・・・
大きい、小さい、横長、縦長。
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甲状軟骨は声帯を入れるケースのような軟骨です。
声帯は、甲状軟骨の中央に存在します。
そして、声帯で作った音源(喉頭原音)は、声帯より上の部分で音色を決めていきます。
やはり、大きさが重要なのです。
私はよく楽器に例えます。
「家庭にあるアップライトのピアノと、コンサートホールに鎮座するグランドピアノでは、どちらの方が良い音で鳴ると言われていますか?」との問いに、ほぼ100%のひとが、グランドピアノと答えます。
「では、なぜでしょう?」
これも多くのひとが「大きいから」と答えます。
そう、甲状軟骨も大きく容積がある形状ほど優秀であると言えます。
大きなひとは安堵できますが、では、小さなひとはどうすればよいのでしょう?
これも楽器で例えます。
ウクレレでギターの深く豊かな音色を出すのは難しい。
そこで、ウクレレの特徴である胴体振動を極限まで引き出せば、ギターとは異なるがギターに引けを取らない素晴らしい音で魅了できます。
逆に、これは小さい共鳴体の存在の賜物なのです。
実際、楽器全体が大きいと、やはり振動させるのも鳴らすのも大変です。
喉に関しても、このあたりに秘策があるのです。
変化やスピードで勝負していけば、小さな甲状軟骨でも、十分太刀打ちできますよ。
ただし、相当に優れた喉頭環境と運動能力が必要となります。
具体的には、懸垂機構のホールド性と後筋(披裂軟骨に付着する1後輪状披裂筋、2横披裂筋、3斜披裂筋、4外側輪状披裂筋、甲状披裂筋)の俊敏性と筋力の獲得!
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あきらめず、がんばってください。
当サロンでは、甲状軟骨が小さいひとのための特別アプローチを展開し、懸命に応援しています!
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




追記:甲状軟骨が小さいひとの最大特徴は「喉頭周辺筋がやわらかいケースが多いのだが、筋力が絶対的に足りない!」です。是非とも正しく筋力アップして、活躍してください。また、声の変化のナミが小さいのも挙げられます。逆に甲状軟骨の大きなひとは深奥Positionになりやすい傾向があるため、調子の良いときと悪いときの差が激しいのも目立つ点ですね。




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2010-06-26 03:06