めざせ、モテ声!


ある伝聞による実験結果をお伝えしましょう。
声を自由にコントロールできるひとが、小学校低学年の二つのクラスで、簡単な授業を行いました。
一つ目のクラスでは、喉をしめた鼻づまりっぽいダミ声で「ごんにぢはぁ~、わだしは・・・」と挨拶を始めました。
そして、その声で教科書を朗読しました。
5分もたたないうちに、私語が始まり、しだいにザワザワして、授業にならなくなっていきました。
二つ目のクラスでは、喉をあけて艶のある張った声で「こんにちは、私は・・・」と。
同じ教科書を朗読します。
すると、5分たっても私語はなく、皆、真剣に聞いていました。
これは何を意味するのでしょう。
実は、声だけで、印象が勝手に変わってしまうのです。
悪い例ですが、この声の思い込みを利用したのがオレオレ詐欺です。

次は、心理学者アルバート・マレービアン博士の実験結果です。
人が他人から受けとる情報の割合について、顔が55%、声が38%、話の内容は7%であると報告されています。
これによると、一般的にひとは、見た目の印象と、声の印象だけで、93%を決めてしまうのです。
なんと93%ですよ。
人柄や話しの中身なんて、7%しかないのです。
また、声だけで決まるのは、38%、そう約4割もあります。
やっぱ、顔と声が良ければモテるんですね。
顔は、美容整形しいな限り、簡単に変えることはできません。
しかし、声は、もう少し、楽に変えることが可能なのです。
声には、『質感』・『大きさ』・『テンポ』の、三大要素があります。
器質的な病気でなければ、これら三つは、向上または改善できます。
質感
質のメインは共鳴腔です。
平べったい声、こもる声、閉塞的な声、つまった声、響かない声など、このように感じる方は、共鳴腔を使っていません。
発声の関係する主な共鳴腔は、喉頭室、梨状陥凹、咽頭腔、口腔、鼻腔です。
この中でも、最も空間率が大きい、かつ、動きを制御できるのが、咽頭の共鳴腔です。
実際、ものまね歌手は、もれなく、この部位の動きが他者より活発です。(こんな答えを伝えて良いのか!?)
さて、よく「喉をあけなさい」と言われます。
これは、この咽頭共鳴腔の広がる状態を指します。
外皮からの場所は、甲状軟骨上角と舌骨の奥ですね。
そして、超重要なことは、正しくない発声をすると、喉の筋肉によって、甲状軟骨と舌骨は深奥に入り込みます。
つまり、奥に入り込ませる筋肉が数種あるのです。(ここでは詳しい筋肉名は割愛)
しかしながら、手前に引き出す筋肉はありません。
そう、存在しないのです。
この重要な真実を知っているひとが少ないのも事実です!(お願い ⇒ もっともっと正しい発声構造を知ってください)
喉の筋肉に、もともと柔軟性が無ければ、奥に引っ込んだまま、前には出てこない、ようするに、共鳴する場所が狭いまま声を出し続けているのです。
そこで、他動的に、この部位を前に出してやれば、「あぁ、こんなに響くのか!」と、驚くと共に、適切なアプローチで筋感覚を呼び起こし、柔軟性を恒常的に獲得すれば、声の質が劇的にアップします。
大きさ
前述の各共鳴腔も大事なのですが、声帯の下(声門下)の呼気圧が大きく関係します。
これは、やはり呼吸なのです。
管楽器で考えてください。
大きな音を出すには、吹く力と拡大機能(管楽器のラッパ口など)が必須なのです。
これは、いずれ詳しくお伝えする予定です。
テンポ
皆さんは、歌のテンポをどのようにお考えですか?
テンポは歌唱テクニックの範疇に入ると考えがちですが、実は、基本的な部分はフィジカル(身体や肉体)の問題です。
もちろん、難易度の高い歌は、確実なテクニックの習得が不可欠です。
けれども、簡単なテンポを刻むには、声帯から流出する息の量と、音の微細な変化をつける喉頭周辺筋の動きで決まります。
これも、どの筋肉が大切か、私にはわかっています。
このように見てきますと、すべてにおいて、喉頭の筋肉が関わっているのを再認識しますね。
そして、この一連の筋運動は、あくまで自然でなければなりません。
「作り笑い」という言葉があるように、「作り声」ではいけません。
自由闊達に、透明感ある美しい高音、地響きのような重低音、滑らかで聞き心地の良い中音域、澄みきった清流のようなテンポやリズム、魂を奪うような声質、安心感あふれる音圧など・・・
作為的な声でなく、あなたの自然で本物の声を出してください。

当サロンで声を良くした(ビジネスで声を武器にしたいと考え通院した20代男性患者様)に聞いたところ、初対面の取引先から「良い声してますね」と言われるようになったのはもちろん、「合コンで、成功率が上がったのが最も嬉しい!」とおっしゃっていたのです。
声が良くなると自信を持ちます。(逆に、自分は声が悪いと感じているひとは、自信がなく積極性も失っていきます)
きっと、声が良いために、印象が素晴らしいのはもちろん、積極的に女子へ話しかけるようになり、それが好感度をアップさせているのも一因なのでしょうね。
また、良い声は、相手が異性だけでなく、同性にも適応しています。
自然な良い声で語りかければ、大勢から「あいつはいいやつだ」と評価を得ることでしょう。
これこそ、モテ声なのです!
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




追記:声に自信がなくて悩んでいるひとは、当サロンの施術をお薦めします。電話での予約は恥ずかしいでしょうから、お問い合わせメールの全事項を記入し、「モテ声希望」と書いて送信してください。その後、初診予約に向けたやり取りをメールで行いましょう。
あなたの喉状態を徹底的に解明して、適切なアプローチをご提供します。
「さあ、めざせモテ声!」





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2010-04-27 15:38