施術効果のグラフ2


2010年3月11日に、頻繁な施術の回数ほど効果があるグラフを示しました。
その追記2で、効果のあった最速と、最も効果が感じられなかったケースを教えて欲しいと要望を受けました。
グラフにして解説します。
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赤(A)が、1回で改善したラインです。
術後に、「おぉ!」と驚きと共に声が良くなります。
これらは、つい最近に、①筋バランスを崩した場合、②負荷がかかって筋硬度が増した場合、③一過性の上喉頭動脈血流不全など、が考えれます。
すべて、1:症状が軽いことと、2:症状が出てから時間が経過していないこと、が肝心ですね。
本当にビックリしますよ。
また、音楽的センスと運動神経の良い方で、輪状甲状筋の動きを補助したとたん、超高音がスルスル出たケースもありました。(つまり、本当の高音の出し方を、身体が知らなかっただけなのです。このような状態のひとが、意外にも多いのに驚いています。もっと自分の喉を正しく知りましょう!)

緑(B)が、まったく改善しなっかたケースです。
実は、声帯が変形しており、音声耳鼻科医からも声の改善は無理と言われていたひとです。
喉頭周辺筋の運動性能アップと、声帯への血行を良くして、体質改善による回復を狙っていましたが、残念ながらできませんでした・・・
治らないのに、なぜ、2年も通ってくださったのか?
それは、施術直後は、毎回、声がだしやすくなり多少の改善傾向が認められたからでした。
しかし、数日で徐々に声が出しにくくなり、最終的に恒常的な改善には至りませんでした。
私の力不足ですね・・・
なお、施術によって悪化したケースは皆無です。

どのラインになるかは、原因と程度とその時間経過で変わってきます。
また、曖昧な筋肉がターゲットゆえ、明確な改善の予想が立てられないのも実情です。
それでも、個人差があるものの、喉の運動能力は確実にあがってきますから、声が良くなる、あるいは、歌がうまくなる条件は十二分に出来上がると確信しています。

そう、美声や、歌のうまさの基礎条件は、喉の運動能力で決まります。(もちろん、元々の喉頭の大きさや形状も音質に関与してきますが)
声帯も、それを動かすのも、人間の生身の筋肉で行っています。
スピーカーやステレオなどの機械は入っていません。
喉の運動能力が高まると、歌唱の技術もアッというまに身に付きます。
その結果、どんな歌も、思い通り簡単に、歌えてしまうのです。

あなたも、喉の運動能力をアップさせて、声と歌の自由を獲得してください!





ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





追記:輪状甲状関節が硬いひと (男性) が、高音 (High C) 発声したときの声帯の様子
◎画像がぼやけて見えるのは、声帯が高速で振動しているからです・・・
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上の状態を解説しましょう。このひとは、輪状甲状筋がしっかり使いきれていないため、声帯そのものを硬くして高音を出しています。つまり、声帯の筋肉をカチカチに固めています。声帯粘膜と声帯筋のバランスコントロールが崩れているのも確認できます。披裂軟骨も寄りすぎて、過緊張発声を強いているのがわかります。声帯の振動効率が悪いため、呼気も相当必要で、すぐに息が切れてしまいます。聞こえとしては、耳障りな金属音のように感じます。残念ながら、決して感動できる音楽性を有していません。そう、ただ単に発声しているだけです。
的確なケアやメンテナンスによって、甲状軟骨周辺に柔軟性をつけ(必須要件)、輪状甲状関節がしなやかに動くようにすれば、素晴らしい音色の高音が可能になることでしょう。
なお、喉頭ファイバーで検査しながら、「オェッ」となる反射を抑え、無理矢理でも High C を発したこのひとの発声力は超優秀ですよ。
ご協力、誠に感謝申し上げます。
さあ、お任せください。
私が、極上の高音を出せるように、心を込めてアプローチしますからね!
いま、声のメンテナンスは常識となりつつあります。




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2010-03-24 16:33