顎二腹筋の筋線維ストレッチ ~声で損していませんか?~


Past Article Reorganization

他人は、あなたの声の第一印象だけで、人柄までも勝手に判断してしまいます。
そう、声を発した瞬間に決まります。
かぼそい声、妙に甲高い声、耳障りな声・・・
初対面で「なんだか胡散臭いのでは!?」「頼りないわ!」「信用し難いなぁ」と思われたらアウトです。
もちろん生まれつきの声質もありますが、共鳴腔の再構成で、声の響きや艶は獲得できます。
それには、舌骨の動きとPositionが重要。
また、舌骨の位置が高くなってしまうと、滑舌に悪影響をおよぼし、言葉をかみやすくなってしまいます。
この状態では、内容も正確に伝わらなくなるでしょう。
今日はそれらを改善する方法です。
正確かつ確実には、ボイスケア(施術)が必要ですが、印象良くする簡易な一法としてお伝えします。


顎二腹筋の筋線維ストレッチ

まずは顎二腹筋の情報です。
★起始
 後腹‐側頭筋の乳突切痕
 前腹‐下顎骨の二腹筋窩
★停止
 中央が中間介在腱となり、茎突舌骨筋停止部をくぐりぬけ、線維輪によって舌骨に付着
★機能
 舌骨を固定する
★神経
 前腹‐顔面神経の枝
 後腹‐下歯槽神経


この顎二腹筋が十分な柔軟性と運動性を獲得すれば、舌骨の固定力が低減して前方移動、すなわち、咽頭共鳴腔の構成に寄与する可能性が増えます。
まず、乳様突起の周辺を人差し指腹でじっくり伸ばしましょう。
e0146240_19563614.jpg

円を描くように。
そこから、斜めに下りていきます。
この部分(後腹)は、母指で優しく伸ばすように圧をかけます。
e0146240_19565679.jpg

そして、最後は顎下部(前腹)を手前にストレッチします。
なお、前腹に関しては、このケースでは停止から起始に向かっていますが、細い筋肉を的確に見つけられれば、反対手指で固定しながら起始から停止に向けて敢行することで、さらに効果が増します!
e0146240_19571499.jpg


これはマッサージではなく、筋線維ストレッチです。
微細な筋線維を一本一本伸ばすような感覚で行ってください。
力加減には十分注意してくださいね。
弱いと効果はありません。
強すぎると筋肉や筋膜を痛めます。
また、場所を間違えたり、はずしたりすると、茎状突起骨折や血管神経性反射を引き起こしかねません。
すべて自己責任で。
責務は負いませんので、お気を付けください。

あなたは声で損していませんか?


e0146240_1642613.jpg

by aida-voice | 2016-01-26 16:09