声は和音です!


いつもいつも声を録音し聴き取りや音声分析をしています。
プロアマ・男女老若・種々の仕事や生活環境の異なる人々・・・、それも膨大な量です。
美声度 (勝手に命名してしまいました) を5ランクに分けます。
①極上の声、②やや良い声、③普通の声、④あまり良くない声、⑤だみ声などの声、です。
これは、これまで多くの声を聞いてきた私の主観的なものですから、他の人からすると耳状態や好みによって意見は分かれるかもしれませんので、おおよそのランクになりますね。
この①に分類される声 ( 「おお、いい声をしているな・・・」 と感じる人) をさまざまな音声分析にかけます。
すると、低音の素晴らしい声の男性は必ず高音の音要素を混ぜていることが判明し、高音のステキな声の女性は必ず中低音の音要素を混ぜていることが判明しました!
そう、和音のようです。
卑近な例ですが、ピアノ演奏でド・ミ・ソを弾くとしましょう。
極上の声の男性は、ドの音を大きく、ミの音を少し、そしてソをPP(ピアニシモ) で鍵盤を叩きます。
美声の女性は、ソの音を中心に、ミとドの音を柔らかく混ぜ、それらをコントロールしながら発声しています。
これらはテクニックも必要ですが、実は最も大切なことがあります。
それは、意識しなくても自然に勝手に出来てしまう喉環境が必要なのです。
これまでの汗と血と涙の研究成果ゆえ(笑)、詳しくお伝えできませんが、喉頭各筋の柔軟性と活動能力がポイントです。
世の中には、自分では気付かずに喉頭を自由に使っている美声の人もいます。
うらやましい限りですね。
しかし、多くの人 (80%以上) は、正しく使い切っていないのが実情です。
ともあれ、良い声はある意味 《和音》 と考え、奥行きと輝きのあるステキな声を獲得してください。
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





追記:「お願いですからもう少しだけ詳しく教えてください」 との要望にお応えして、ヒントを一つ。男性の場合は、共鳴空間を構築しながら輪状甲状関節を作動させることです。女性の場合は、その逆になります。共に 『同時に作用させる』 ことが大切になります。喉を勉強している人ならこれで理解できますよね!





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-12-12 14:17