痙攣性発声障害 鍼灸アプローチ 報告


知人の医師および優秀な鍼灸師と共に、内転型痙攣性発声障害多数名、外転型痙攣性発声障害と音声振戦症若干名の『鍼』および『灸』の施療を行い改善の様子を観察してみました。
共同研究した先生は非常に有能で、時間をかけ、身体多岐のポイントからの施療を行っていただきました。
結果からお伝えすると・・・
残念ながら良好な結果は導き出せませんでした・・・
私も大いに期待をしていましたが・・・
様々試してみましたが・・・
申し訳なく思います・・・


患者様評価
ほとんどが「変化なし」、ごく一部「何となく声が出しやすいような気がする程度」でした。
外転型および音声振戦症に関しては被験者が少ないためか多少の変化を感じた人も皆無でした・・・

會田の聞こえ評価
半数が「声の聞こえとしては10%程度改善している(つまり聞き取りやくすなっていること)」、半数が「ほぼ変化なし」

會田の喉頭触診評価
もれなく「該当筋の痙攣症状には大きな変化が無いものの、喉頭周辺の筋群は多少リラックスして柔軟性を得ている状況」


このことから鍼灸治療では痙攣性発声障害の根本原因を取り除くことはできないことが判明しました。
ただ喉頭周辺筋の弛緩を促進できるようで『喉頭クリニカルマッサージ』と同じような効果はあると思われました。

痙攣性発声障害は本当に辛い病気です。
しゃべるのが苦痛で、周囲の人々は苦しみをわかってくれません・・・
この先も、鍼灸を含め、外喉頭のからの施術をさらに研究し、少しでも回復に役立つ方法を一日も早く見つける努力をお約束します。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は往時の外喉頭外来〔医師と共同研究〕時のデータに基づくものです。よって、不確かな蓋然性も高く、内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。現在は病気に対するアプローチは行っておりません。声の不調は医師にご相談ください。
by aida-voice | 2009-10-05 14:14