良い声とは?


良い声とは一体どのような声なのでしょう?
前日、森本レオさんのようなステキな声をした人が来院し「声が良くないから治して欲しい」と訴えてきました。
多分、彼の声は、10人中10人が良い声だと感じると思われますが、本人にとっては気に入らないのです。
そこで、どのような声が望みかを聞いてみたところ、曖昧でよく分からない返事でした。
声を客観的な数値で表すのは難しいことであると再認識しました。
かすれたハスキーな声を好む人も、河岸(かし)で働くシブいだみ声を好む人も、少女アニメのような平たい声を好む人も・・・、好みは多種多様です。
当サロンでは発声能力を高めるのが目的で、その結果、ご本人の思った声に到達しないこともあります。
また、喉頭は楽器であり、なおかつ、スポーツのような筋運動の産物として声が作られます。
したがって、楽器の生まれつきの大きさや性能、喉頭の運動能力などによって、発声が思わしくない人も存在します。
どの筋肉が活躍するとどのような音声になりやすいか、ある程度は分かってきています。
しかし、その筋肉を使いこなすことができるようになるかどうかは、かなりの個人差があります。
アッという間に改善する人もいれば、3年経っても変化しない人も多少います。
喉頭の周辺の筋肉は、それほど不思議な存在なのです。
当サロンの施療によって、筋肉が動きやすい環境を作り、筋肉そのものを活性化しますから、発声能力が向上する可能性は高くなります。

良い声の概念は難しいのですが、自分の気に入った声を思い通りに出せることが良い声の基準になるような気がします。
あなたも良い声を目指してくださいね。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




追記1:喉頭の筋肉を繊細に指先で探っていくと、硬くなっている部位、筋肉が薄くなっている部位、短縮している部位、筋肉が損傷している部位、躍動感にあふれる部位などが、手に取るように分かってきます。それらの動きを改善したり柔軟性を与えたりすると声が変わります。ただし即時的ではありますが恒常的ではありません。繰り返しの変化に対して筋感覚と筋記憶力が発揮され、極上の喉頭になっていきます。



追記2:あなたは正確な声帯の位置(首前面から)を知っていますか?
何人かの声楽家やボイストレーナーで試してみましたが全員間違っていました・・・
声帯の本当の位置を知ってください!
                                          
                                          


~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-09-29 13:05