耳鼻咽喉科選び


声に関してお悩みのある患者様が全国からお越しになります。
その方々のほぼ100%が耳鼻咽喉科に行っていました。
そして改善しなかったり治しようがなかったりすると当サロンの出番です。
声帯に問題がない場合、外喉頭を精査してみると状態が把握できることもあるからです。
さて、初診の際、最初に行った耳鼻咽喉科でどのように診断されたかを聞きます。
多くの話しをうかがいました。
それらをまとめて音声治療には適さない病医院もあることが判明しました。
個別名は掲載しませんが、以下に「こんな耳鼻科は避けた方が良い」と題してお伝えしましょう。
①話しを聞いてくれない
本当に困っているのに「声帯はきれいだよ。声も聞こえるし大丈夫。様子を見なさい」
耳や鼻を得意とする病院のため、詳しい説明もなく「また来週きなさい」
じっくり話しを聞いてくれる先生を探しましょう・・・
②耳が良くない
声がほんの少しかすれているのに「声はかすれていないから問題ない」
音を聞き分ける能力のない先生では繊細な声を治すのは難しいかも・・・
声を大切に考えている方は必ず耳の良い先生に治療をお願いしましょう。
③すぐに心療内科に行きなさいと言う
痙攣性発声障害などに多いのですが、器質的に異常がない場合「君、心の問題だよ。心療内科へ行ってみたら」と・・・
喉頭ファイバーで声帯に問題がないときは他科に任せてしまいます。(もちろん様々な病気の可能性がありますから他の専門医に精査していただくのは重要です)

このように耳鼻咽喉科でも、耳が専門・鼻が専門・喉が専門と細分されています。
そして喉でも、喉頭内を得意とする医師もいれば音声を得意とする医師もいます。
私は柔道整復師(骨筋腱等軟部組織をケアする国家資格)ゆえ、派閥なく多くの医師と付き合っています。
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よって、次のような優秀な医師を知っています。
・歌手の声の管理が上手い医師
・アナウンサーや声優の声の管理が上手い医師
・耳が良い医師
・声帯結節の手術が上手い医師
・ポリープ治療の上手い医師
・喉頭ファイバー(軟性鏡)が上手い医師
・喉頭ファイバー(硬性鏡)が上手い医師
・親身になって話しを聞いてくれる医師
・器質的疾患に強い医師
・機能的疾患に強い医師

ほとんどの医師は立派で有能です。
しかし専門性や相性もあります。
自分に合った医師を見つけてくださいね。



ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




追記1:当サロンは病院ではありません。喉頭内部は診ておりませんので痛みや不具合がある場合は、まず優秀な医師にご相談ください。耳鼻咽喉科で良くならない声のトラブルは外喉頭に原因がある可能性もあります。その際は当サロンで徹底的に詳しく検査するのも一法でしょう。



追記2:お問い合わせで「大阪で良い耳鼻咽喉科を教えてください」「自分の症状に合った病院を教えて」といただきますが、残念ながらメールでは紹介できませんのでご了承ください。



追記3:著名な指導者について日々歌唱テクニックを磨いても、耳鼻科で声帯に問題ないと言われても、「声のコントロールができない」「思い通りの声が出せない」「高音が出ない・かすれる」などの状態の声楽家が多いと感じています。喉頭周辺筋の動きが低下しているときには、どんなに練習をたくさん積んでも良くなるものではありませんよ。もっと外喉頭筋に着目してください。



追記4:自分自身のノドを正しく知るために来院される方も増えています。「楽器で例えると何なのか?」「筋肉は正常に動いているのか?」「喉頭の能力の何%を使えているのか?」などです。キチンと知れば、さらなる良い声が可能になりますよ!




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-09-28 16:17