ミラノ・スカラ座 2009年 日本公演


およばれでミラノ・スカラ座「アイーダ」に行ってきました。
来週には「ドン・カルロ」に行きます。
e0146240_146491.jpg

状態の良い『ベル・カント』声を聞き、その際の外喉頭を観察しました。
やはりベル・カントには喉頭蓋が大きく関与していることがわかります。
喉頭蓋は弾性軟骨で耳介(耳の軟骨)と同じです。
つまり思いのほか柔らかいのです。
もちろん個人差はあります。
また大きさや可動範囲などの差も存在します。
実は、この喉頭蓋が柔らかく可動性能に富んだ人ほど声をうまく使いこなすことができるのです。
そう本物のベル・カント唱法となります。
残念ながら触診できる場所ではないためレントゲンやVF検査を用いなければなりません。
さて、喉頭蓋を使いこなすためのキーワードは、①舌骨喉頭蓋靱帯の柔軟性、②梨状陥凹を含む咽頭空間の構築、そして③披裂喉頭蓋筋の活動性です!
これまでイメージだけで語られてきたベル・カントが筋肉科学的に解明されつつあります。
なぜ頭の中で鈴が鳴る感覚なのか? なぜ水柱が上ってくる感覚なのか? 項(うなじ)が割れる感覚とは? いろいろな場所に当てにいくとは一体何なのか?
声は論理的です。
オペラ歌手や声楽家の皆さんは、自分の喉を正しく知って、正真正銘のベル・カントを獲得してくださいね。
そして世界で活躍してください。



ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-09-12 14:24