私論 インフルエンザ防止法


再び新型インフルエンザが流行しています。
マスクをして、感染リスクの高い場所を避け、うがいと手洗いを徹底しましょう。
さて、勝手な私論となってしまいますが、その他に有効な防御策を公開します。(あくまで私論です)
ウイルスは気道上皮細胞に感染します。
つまり喉頭内の粘膜に吸着して細胞内部に侵入するのです。
ここでポイントです。
昔から気になっていたことなのですが、同じ部屋や環境にいても、インフルエンザにうつる人とうつらない人がいることです。
なぜなのでしょう・・・
体力や運の差だけでしょうか。
そこで以前、過緊張性発声の方々が感冒(かぜ症候群)に罹患しやすい体質であることを思い出し、インフルエンザも似たようなことが展開できるのではと推理してみました。
かぜ症候群の原因の多くがウイルス(ライノウイルスなど多数種)や細菌です。
もちろん全身症状(悪寒、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛)を伴わない鼻水やくしゃみが主症状となります。
過緊張性発声の場合、甲状軟骨舌骨間が狭小になりやすく、上喉頭動脈やその本流である外頚動脈の血流量が減少傾向にあることが調査の結果わかっています。
喉頭周辺(咽頭内部を含む)の血液循環が減ると、どのような感染要因が予想されるのでしょう。
①酸素供給と栄養供給が減り細胞免疫力が低下する。
②分泌液が減少してウイルスが粘膜に付着しやすくなる。
ここにポイントがあるように思います。
同環境下でも感染しない人は、もしかすると、喉の細胞の抵抗力が強く(細胞内に侵入するのを防ぐ)、かつ、ウイルスが付着しても洗い流す分泌液が潤沢な人かもしれませんね。
さらには唾液分泌の促進のためにⅰ耳下腺・ⅱ顎下腺・ⅲ舌下腺の活性化も重要です。
予防として以下を推奨します。
Ⅰ喉頭周辺筋の柔軟性を獲得して喉頭の血流を良くする。
Ⅱ大唾液腺の分泌を促進させるMassageを行う。
Ⅲボイスケアサロン声専用キャンディで咽頭粘膜に湿度を与える。
Ⅳこまめに水分を補給する。(喉や声に良い水を研究しています。日本および世界中の水を集めて飲み比べ&発声比較を行っています。いずれご報告できるものと存じます)
なおⅠの施療は専門的特殊技術が必要となりますので會田茂樹にお任せください。

今回はⅡに関して簡単な手技をお知らせします。
各部位(ⅰ、ⅱ、ⅲ)を優しくMassageします。
ⅰ示指と中指の指腹で、外耳道の前方から茎状突起、下顎枝全体から下顎角まで、円を描くよう広範囲に行う。
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ⅱ拇指尖端を利用して、下顎骨と顎二腹筋に挟まれた場所を深く行う。範囲は下顎底に沿う。
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ⅲ舌中部を意図的に押し下げ、片手拇指腹で上に圧を加え、揉みほぐすように行う。
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注意:組織を傷めないよう優しく行ってください。また、これら手技によってインフルエンザを完璧に予防できることを確約するものではありません。



今、インフルエンザウイルスはどこにでも存在しています。
電車の中、会社や学校の中、お店の中、そして、あなたの自宅にも!?
感染しにくい強い喉を構築しましょう!
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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)




~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-08-22 15:09