外見から判断できるノドの老化


喉頭の老化のお話しです。
声が変化すれば「歳とともに声が変わってきたなぁ」と実感できるのですが、実は、外見からも判断できるケースがあります。
それは胸骨舌骨筋です。
50歳以上の男女に見受けられますが、喉の前あたりに、まるで鶏の肉髯(ニクゼン)のようなダランとした皺(シワ)があります!
これが加齢現象で筋肉が落ちた胸骨舌骨筋です。
単なる皺のように思われますが、実は皺だけではなかったのです。
あなたの周囲にもきっといらっしゃることでしょう。
この状態になると胸骨舌骨筋の可動能力が低下していますので、美声から遠ざかってしまいます。
もちろんビジュアル的にも良くありませんよね。
ただし、会話の声くらいなら問題ありません。
そう、繊細な歌唱や朗読などのときにわかってしまいます。
機会がありましたらテレビなどで舛添要一氏(厚生労働大臣:投稿当時)のノド周辺を観察してください。
右の胸骨舌骨筋だけがやや筋低下しています。
決して病気ではありません。
左はほとんど確認できません。
左右差が大きいので、この状態ですと、政治討論などで声を使いすぎると疲れやすいかもしれませんね。
お大事になさってください・・・

さて、胸骨舌骨筋の筋低下は改善できるのでしょうか?
答えはイエスです。
筋腹が薄くかつ役割としての負荷も小さいため再構築および筋力強化はたやすいと考えています。
ただし時間と的確な施術が必要です。
声を大切にしている方は、どうか胸骨舌骨筋の老化にお気をつけください。

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-07-11 14:31