頭板状筋を調整しよう!


発声に関与しないと考えられる頭板状筋。
しかし、繰り返しの実験の結果、この筋の緊張度と声に大きな関係があったのです。
頭板状筋は、主にC7~T3の棘突起および項靱帯の下半分から起こり、乳様突起と上項線の外側部(喉頭骨の一部)に付きます。
神経支配はC3・4・5の後枝です。
機能として、両側がはたらくと頭部と頚部の伸展、片側がはたらくと頭部と頚部の側屈と回旋が挙げられます。
ここで重要なのは、喉頭に関与する筋の付着部で頻繁に名前がでてくる乳様突起の存在です。
つまり前面部から後面部への力学的な橋渡しをしている可能性があります。
この頭板状筋をうまくゆるめて動きを出し、調整していくと、乳様突起付着筋の動きも活性化され、発声が非常にしやすくなります。
また筋下部の弛緩によって頚椎椎間関節の可動範囲が増し、甲状軟骨と頚椎前面部の空間率がアップします。
そう・・・、自由自在の声作りに効果的です。
当サロンに定期的に通院する高名なテノール歌手は、この頭板状筋の調整(施術)を受けた後は「ハイCが常にスルッと楽に出るよ!」と大喜びいただいております。≪効果には個人差があります≫
正しい施術はボイスケアサロンでお受けください。(乳様突起と隣接して茎状突起があります。茎状突起を損傷しないよう必ず位置を考慮してください。また顎二腹筋後腹の筋腱移行部を傷つけないことも大切です。どれも繊細な筋肉です。十分ご注意くださいね!)

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ボイスケアサロン
會田茂樹(あいだしげき)





~メッセージ~
この記事は投稿時の情報・見解・施術法であり、最新・正確・最良でない可能性があります。内容に関し一切の責務を負いません。その旨ご承知いただきお読みください。會田の理論と技術は毎日進化しています。
by aida-voice | 2009-05-30 14:11